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犬はどんな人が好き? どんな犬からも好かれる“犬たらし”とは

あなたのまわりで犬にすぐなつかれていたり、好かれている人はいませんか?また、ご自身がそうだとういうかたもいるかもしれません。今回は、自身も“犬たらし”だという獣医師の増田宏司先生に、犬が信頼している人に見せるしぐさや、犬に好かれるための秘訣を教えていただきました。

どんな犬からも好かれる“犬たらし”ってどんな人?

べったりとくっつくチロルくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
すれ違った犬がうれしそうに寄ってくる、ドッグランにいったらほかの犬たちが楽しそうに集まってくるなど、どんな犬が相手でもすぐに仲よくなれるのが“犬たらし”です。犬とコミュニケーションをとるのがとても上手で、犬の喜ばせ方もたくさん知っています。

犬が大好きな人に見せるしぐさ6選

べったり甘えるチワワのこはくくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬たちが「大好き!」の気持ちを伝えようとしているときに、よく見せるしぐさを6つご紹介します。こんなしぐさが見られたら、あなたも“犬たらし”かもしれませんよ?

1. お尻を向けてくる
お尻は犬にとって弱点となる部位ですが、信頼できる人には弱点をもさらけ出せるもの。大好きな人に対してなら、積極的にくっつけてくることもあります。

2. おなかを見せてくる
おなかを見せるのは、母犬に毛づくろいしてもらっていたときの名残。つまり、大好きな相手の前でしか見せない無防備なしぐさなのです。

3. そばにいてもリラックスしている
犬は警戒心の強い動物ですが、信頼できる相手の前ではガードもゆるみがちに。心からリラックスして、のびのびとした姿を見せます。

4. しっぽをブンブン振る
しっぽは犬の感情がよく表れる部位。口角を上げながら左右に大きくしっぽを振っているときは、うれしい気持ちを表現しています。

5. どこにいても見つめてくる
大好きな相手を目で追ってしまうのは、犬も人も同じ。「好き」の気持ちを伝えたくて、アイコンタクトを送り続けるのです。

6. 後ろからついてくる
部屋の中を少し移動しただけで、後ろからついてくることがあります。大好きな人のそばにいたいという気持ちの表れですね。

犬と仲よくなるための極意

笑顔で走るポメプーのチッチちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
1. 決して焦らない
早く仲よくなりたいからといって、グイグイいくのは禁物。仲よくなるまで時間がかかるタイプの犬もいます。相手の犬の気持ちを尊重して、じっくり関係を築きましょう。

2. “下手(しもて)”に出る
犬と接することにあまり慣れていない人は、いきなり上から手を近づけて犬の頭を撫でがち。しかし、これでは「自分のほうが大きいんだぞ」と威圧してしまいます。犬と接するときは、手を犬の顔より下から近づけるようにしましょう。

3. 落ち着いたトーンで話す
犬は、高すぎる声や低すぎる声を苦手とする傾向があります。したがって、「キャー! かわいい!」のような甲高い声を出すと犬を警戒させることも。ニュースのアナウンサーのような、落ち着いた声音とトーンを意識して話しかけましょう。

4. ほめてほめてほめまくる!
ほめられたり気持ちに共感してもらえたりするとうれしい気持ちになるのは、犬も人も同じです。ほめて損なことは何もありません。「かわいいね」「イイコだね」「楽しいね」など、どんなことでもいいので、とにかく犬に声をかけましょう。
犬に好かれるためには、意識すべきポイントがたくさんあります。ぜひ実践してみてくださいね。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2019年6月号『ほんのちょっとのコツでみるみる仲よくなる “犬たらし”に学ぶ♡愛犬と絆を深めるコツ』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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