犬と暮らす
UP DATE
家事や仕事が進まない! 飼い主の邪魔をする犬の心理と対処法
今回は、犬が飼い主さんを邪魔する理由や対策について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に伺いました。
犬が邪魔をしてくるときの気持ち
白山先生:
「犬が邪魔をするような仕草をするときは、飼い主さんが自分以外のことに集中しているのが寂しい、つまらないという気持ちでいることが多いでしょう。そのため、
・構ってほしい
・自分を見てほしい、撫でてほしい
・遊んでほしい
などの気持ちを伝えようとしているのです。
そのほかにも、お腹がすいた、トイレしたよ、などを伝えていることもあります」
犬に邪魔されたときはどのように対応すればよい?
白山先生:
「基本的には飼い主さんのペースで接するようにしましょう。仕事や勉強中など、行動を邪魔されたくない場合には、毅然と無視をするようにします。
その代わり、静かに待っていられたら声をかけ、しっかりと遊んであげたり、愛犬の気持ちに応えてあげたりするとよいでしょう」
犬に邪魔されたときのNGな対応
白山先生:
「毎回撫でたり、声をかけたりと反応することです。また、叱ること、おやつなどを与えてしまうことなども避けたほうがよいですね」
犬に邪魔されにくくなる方法
白山先生:
「どうしても邪魔されたくない場合には、愛犬が入ってこられない部屋などで作業するようにし、作業が終わるまでは相手をしないようにしましょう。ただし用事が済んだら、愛犬が静かにしているタイミングでしっかりと褒め、その後十分なコミュニケーションをとることを忘れようにするとよいでしょう。
愛犬のお散歩や食事など、必要なことをしっかりと済ませてから用事に取り掛かるようにすることも有効ですね」
愛犬の気持ちを受け止めて上手に対応し、お互いに気持ちよく過ごせるとよいですね。
取材・文/藤真もとみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE