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暑い時季に多い犬の皮膚トラブルってどんなもの?夏のお手入れ方法をチェック
今回は、夏特有の皮膚トラブルの原因と対策について、獣医師の後藤慎史先生に教えていただきました。
夏に多くなる皮膚トラブルとその原因
これら外的要因に負けないためには、適切なスキンケアが大切です。
【夏のお手入れ法】シャンプー・ドライ
特に足元はムレやすく菌が繁殖しがちなため、こまめな洗浄を心がけましょう。毎回全身シャンプーするのではなく、部分洗いで洗いすぎを回避する目的もあります。
夏の散歩のあとは、足先がつかる程度に水を張ったたらいで足先を洗ったり、水を半分くらい満たしたジッパーつき保存袋に足を入れたりして洗い、清潔に保ちましょう。
洗ったあと、自然乾燥はNG。ドライヤーで根元まで乾かし、最後は冷風を当てましょう。ドライヤーは30cm以上離し、温風と冷風を交互に当てて熱くなりすぎないように気をつけましょう。
なお、全身シャンプーの際は、たくさん泡立ててやさしく皮脂汚れを落とします。
【夏のお手入れ法】保湿
夏の保湿には、泡やスプレータイプの保湿剤を使うとベタつきにくいです。被毛をかき分けて皮膚に保湿剤が届くように塗り、手のひら全体で押さえてなじませましょう。なめとってしまう場合は、気が紛れやすい散歩前や遊ぶ前にするのがおすすめです。
【夏のお手入れ法】ブラッシング
被毛をかき分けて、皮膚の状態を確認しながらブラッシングしましょう。毛量が多い犬種はドライヤーの冷風を当てながらのブラッシングで、皮膚の状態が確認しやすくなります。
夏は皮膚トラブルが増える季節。シャンプー、保湿、ブラッシングと皮膚をチェックするタイミングを設け、皮膚トラブルの早期発見、予防に取り組みましょう。
参考/「いぬのきもち」2022年7月号『夏はスキンケアで皮膚トラブルから愛犬を守る!』
文/小泉美筆
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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