犬と暮らす
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思わずキュンとした愛犬からのおねだり行動は? 対応方法も解説
9割以上の飼い主さんが愛犬に「かわいくおねだり」された経験がある!
どのようなおねだりのされ方をしたの?
おやつやおかわりがほしいとき
- 「おやつのおねだりのとき、キラキラウルウルな目で見つめてきて、前足をかけてくる」
- 「おやつがほしいときは、手で『くれくれ!』としてくる」
- 「エサのおかわりがほしいときに、ジーッと目を見てほしいアピールをしてくる」
- 「小腹が空いておやつがほしいとき、目の前でおすわりして、目をウルウルさせながら前足を交互に足踏みを始める」
甘えたいとき・かまってほしいとき
- 「後ろ足で立って、前足を高速で使い抱っこをせがむ」
- 「じっと顔を見たり、前足でちょっとちょっとと手を出したりして、なでてと催促してきます」
- 「ひざの上に乗ってお昼寝したいときは、お鼻でつんつんしたり、前足でカリカリしたりします」
- 「家中ずっと後をついてきて、抱っこのおねだりをします」
遊びたいとき
- 「遊びたいときにお尻を突きあげて誘ってくる」
- 「遊んでほしいときは前足で飼い主をチョンチョンとして、甘え鳴きをしてきます」
- 「遊びたいとき、そのときの気分で遊びたいおもちゃをくわえてきて足に押しつけてきます。その後、おもちゃをその場に落として顔をのぞき見るようにする」
【獣医師解説】愛犬からおねだりされたときの対応方法とは
――犬は一般的に、どんなとき・どのようなおねだり行動をすることが多いのでしょうか。
白山先生:
「たとえば、
- 遊んでほしいとき……飛びつく、吠える、クンクン鳴く、おもちゃを持ってくる
- おやつやご飯がほしいとき……吠える、鳴く、お皿の前に座ってアピールする
- 散歩に行きたいとき……飛びつく、吠える、リードなどを持ってくる
などのおねだり行動を見せることが多いかと思います」
――ペットからのおねだりについ応えてしまう飼い主さんも多いかと思います。愛犬から何かおねだりされた場合、飼い主さんはどのように対応すべきでしょうか?NG対応などもあれば教えてください。
白山先生:
「愛犬に『おねだり行動をしたことで飼い主さんが応えてくれた!』と学習させ、行動をエスカレートさせないことが大切です。
たとえば、愛犬がしつこく鳴いたり、吠えたり、飛びついたりといった好ましくない行動を取っている場合に、要求に応えたり叱ったりと何かしらの反応を返してしまうと、愛犬からのおねだり行動がエスカレートしてしまう恐れがあるのでNGです。
基本的に愛犬がそういった行動をしているときは、おねだりに応えず無視をするようにし、愛犬が落ち着くまで別の部屋に移動しましょう。愛犬が落ち着いたタイミングで、ほめるなどの対応をしてあげるといいでしょう。
また、愛犬と遊びを始めるときは、飼い主さんが主導権をもつことも重要。『おすわり』などの号令をかけ、それに愛犬が従ってから遊ぶ、食事を与えるといった対応を取りましょう」
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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