犬と暮らす
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犬のフンの放置で起こるリスクを獣医師に聞いた
「犬のフンの放置で起こるリスク」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
飼い主が犬のフンを拾わないと地域に感染症が広まる可能性も
岡本先生:
「犬のフンを放置すると臭いや見た目の不快感もありますし、感染症が広まるリスクなど、地域の環境を悪化させることが考えられます。」
放置された犬のフンから犬が寄生虫疾患や感染症にかかる可能性がある
岡本先生:
「放置されたフンから犬に感染する可能性のある病気としては
・寄生虫疾患(回虫、ジアルジア、コクシジウムなど)
・ウイルス性疾患(コロナ、パルボ、ジステンパーなど)
・細菌性疾患(大腸菌、サルモネラ菌、クロストリジウム、カンピロバクターなど)
が挙げられます」
犬のフンを扱う際の注意点
岡本先生:
「犬のフンを扱う際にはビニール袋などを介して取り扱うことと、取り扱った後は手を洗うようにすることが大切です」
「大半の飼い主さんがマナーを守っていても、少人数でもマナーを守らない飼い主さんがいることが結果として愛犬が生きづらい社会を作ってしまうことになるのではないでしょうか。犬のフンを拾い持ち帰ること、マナーを守ることは飼い主としての責任で義務だと思っていただきたいです」
周りの方たちに不快な思いなどをさせないようにもをしっかりと考えて行動していきたいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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