犬と暮らす
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犬が体をグーンと伸ばすにはワケがある? 理由を獣医師に聞いてみた
なかには、あくびをしながら前足をピーンと伸ばしたり、背中を反るように後足をグーンとまっすぐに伸ばすコもいるようです。
そもそも、犬はどのような理由で体を伸ばそうとするのでしょうか。
「犬が体を伸ばす理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の伸びが多くみられるタイミング
犬は理由があって体を伸ばしている
- 前足を前に伸ばしながら、お尻を高くして体を伸ばす仕草
- 前足で踏ん張りながら、鼻を上に向けて後ろ足をまっすぐに伸ばす仕草
がありますが、なかには横になった状態で背伸びのような仕草をするコもいます。
犬が体を伸ばす理由としては、たとえば、
- 気持ちを切り替えるため
- 寝た後や動き出す前のストレッチで身体をほぐすため
などが一般的です。
犬の伸びには注意が必要なケースもある
たとえば、前足は伏せの状態でお尻を高くあげてお祈りをするような姿勢で伸びをしているときは、お腹が痛い場合もあります。
また、後ろ足をまっすぐにして膝を伸ばしているときは、外れた膝蓋骨を自身で戻している可能性もあるため、愛犬が体に痛みや違和感を感じていないかなどをよく観察してあげてください。
犬が体を伸ばす仕草を何度もするときの注意点
- 元気と食欲はあるか
- 足を引きずっている様子はないか
- そのほかにいつもと違う変化はないか
これらのことに注意をしながら愛犬の様子をよく観察しましょう。
犬が体を伸ばすときには、お腹の痛みや悪心(吐き気)、膝の違和感を感じている場合があります。また、このほかにも、不安や緊張からみられるカーミングシグナルという犬のボディランゲージの可能性もあるのでよく観察してあげてください。
愛犬の伸びるポーズには、人がストレッチをするように体を伸ばしている場合もあれば、体に痛みや違和感があったり体調が悪い場合もあるそうです。参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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