暑さ、寒さ、雨、風など、散歩において苦手なものは、犬によって異なります。その中でも今回は「寒さ」に注目。寒さが苦手な理由や寒い時季の散歩で気をつけたいことなどを、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
寒い時季も散歩したほうがいい?散歩時間の目安は?
寒さが苦手な犬もいますが、健康のためにも頑張って散歩をすべきなのか気になりますよね。
寒い時季でも、できれば毎日散歩をすることをおすすめします。愛犬の体調や年齢などに配慮し、適度なお散歩をしてあげるといいでしょう。
1回の散歩時間は、愛犬の体調や体力、年齢などに合わせて決めてください。短めに行う場合は5~10分程度で切り上げても大丈夫ですよ。
寒い時季に散歩を嫌がる理由
寒い時季になると、愛犬が散歩に行きたがらなくなる場合もあるでしょう。
外の気温が低いことにくわえ、地面の冷たさや、風の冷たさなどを嫌がっているのかもしれません。また、とくにシングルコートの犬や幼犬、シニア犬などは寒さに弱い傾向があり、寒い時季の散歩を嫌がることが多いそう。
犬にも個体差があるので、好き嫌いもそれぞれあるようですね。寒さに弱い犬の場合は、無理やり毎日散歩に連れ出さなくてもいいので、お天気のいい日や時間帯を選んであげるようにしましょう。
寒い時季の散歩、気をつけたほうがいいこと4つ
1. 散歩の前に玄関で外気温に慣らす
暖かい室内から寒い外へすぐに出てしまうと、温度差が負担になってしまうことが。突然寒い外に出さずに、玄関などの少し気温の低い場所で慣らしてから外出するよう心がけてみてください。また帰宅後も同様に、急に暖かい部屋に入れないよう注意しましょう。
2. 犬用防寒具を利用する
寒さが苦手な犬におすすめなのが、犬用の防寒具。必要に応じて犬用ウェアや靴を利用し、少しでも寒さを和らげられるよう工夫してみましょう。おしゃれを楽しむこともでき、一石二鳥ですね。
3. 暖かい時間帯・天気を選ぶ
天気のいい日や日中など、暖かい時間帯・天気を選んで散歩をすることも大事。早朝や夜、天気が悪い日は、日が出ていないので気温も上がらず冷え込みます。散歩時間を調整できる方は、日が出ているときを狙って散歩しましょう。
4. 最初は歩いて体を慣らす
寒さが厳しい中いきなり激しい運動をするのは、人にとってもつらいですよね。散歩に出たらすぐに走り出したりせず、歩いて体を慣らすようにしましょう。愛犬の様子を見て、ペースを調節してあげるとよさそうです。
寒い時季の散歩も、健康維持などのために毎日行ったほうがいいようです。愛犬の好き嫌いや年齢、そのときの体調などを見ながら、楽しく散歩ができるとGOOD!散歩の時間帯や防寒具など工夫をしながら、寒さを和らげてあげてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/宮田あゆみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。