犬と暮らす
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「しょんぼりしているように見える」愛犬にできること 体調不良との見分け方は?
犬のしょんぼりの原因は?
白山先生:
「しょんぼりしているように見える原因として、まずは体調不良が考えられます。ほかには、以下のようなことが原因となっているかもしれません。
・寂しい
・退屈
・お腹がすいた
・叱られてしまった
・苦手なお手入れのとき など
このようなことは元気がなくなる原因となることがあります」
しょんぼりしている犬とのコミュニケーションとNG行為
白山先生:
「愛犬の表情や様子から、なぜしょんぼりしてしまっているのかを考えてあげましょう。寂しい、甘えたい、と思っていそうなときは、優しく声をかけ一緒に過ごす時間をとってあげます。叱られて反省中という場合は、離れたところでそっと見守ってあげるとよいです。
その他、嫌なことを我慢していないか、体調を崩していないかなど、よく観察してあげましょう」
――逆に、飼い主さんのNG行為はありますか?
白山先生:
「大げさに声をかける、おやつなどをむやみに与える、といったことはしないようしましょう。あくまでしょんぼりの原因に合わせた対応を心がけてください」
しょんぼりは体調不良のサインであることも
白山先生:
「声をかけたり、愛犬の好きなことに誘ったりしても反応が悪い場合や、しょんぼりしている時間が長く続く場合には体調不良である可能性が考えられます。食欲や排泄に異常がないか、何かふだんと違う様子がないか注意してみてあげましょう。体調不良が疑われる場合は、早めに動物病院に相談するようにしてください」
取材・文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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