寒い季節に気を付けたい！自宅で愛犬をシャンプーする際の注意点

犬と暮らす飼い主さんのなかには、愛犬のシャンプーを自宅で行なっているという方も多いかと思います。

では、冬場の犬のシャンプーでは、体を洗ってから乾かすまでの間、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか？

「寒い季節に自宅で愛犬のシャンプーをするときの注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

寒い季節のシャンプーとは

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犬は人のように全身で汗をかかないため、汚れやニオイはこまめに洗わなくても目立ちません。
ただし、皮脂の分泌や日常生活での汚れが体に付着するため、基本的には気温が下がっても定期的に犬のシャンプーをすることが推奨されます。

冬場のシャンプーを獣医師に相談した方がよいケースも

冬場に犬のシャンプーを行う場合、

特に心臓病や呼吸器の基礎疾患のあるコ

シニアのコ

体調が不安定なコ

などは、かかりつけの獣医師に相談してからシャンプーをするかどうかを決めた方がよいでしょう。

寒い季節に自宅で犬のシャンプーをする際の注意点

自宅で愛犬のシャンプーをする場合、寒い季節だからこそ注意しておきたいことがあります。

たとえば、

暖房器具を使ったり湯船にお湯を張って浴室をあらかじめ暖めておく

シャンプー前にブラッシングをして抜けかけの被毛や毛玉、汚れを取り除いておく

犬の体温が下がらないようにできるだけ短時間でシャンプーを済ませる

体を冷やさないために体を乾かす部屋を暖かくしておく

速乾性や吸水性のあるタオルを使用して素早く乾かす

などに気をつけて愛犬のシャンプーをしましょう。

犬のシャンプー後の体調不良を予防するためにできること

愛犬のシャンプー後の体調不良を予防するためにも、寒い季節のシャンプー後は暖かくして過ごすようにしましょう。

シャンプーをした日はお出かけなどの予定は入れずに愛犬がゆっくりと休めるようにしてあげてください。

寒い季節のシャンプーが難しい犬のお手入れ方法

犬の体調などの都合で寒い季節にシャンプーをしない判断をされた場合は、愛犬のブラッシングをよく行い、人肌程度に温めた蒸しタオルで体を拭いてあげるとよいでしょう。

犬のニオイなどが気になる場合は、ブラッシングスプレーやドライシャンプー、犬用のボディータオルを併用してあげるとよいかと思います。

愛犬のシャンプーを自宅で行なっている飼い主さんは参考にしてくださいね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください