犬と暮らす
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犬も“ひとり”になりたいの?愛犬が「ひとり時間」を楽しむ練習方法
犬にひとり時間をあげないとどうなる?
飼い主さんが常に一緒にいると、愛犬は心身が休まらなかったり、飼い主さんへの依存度が高まり留守番ができなくなったりという弊害も。飼い主さんが愛犬の要求にすべて応えてしまい、愛犬がワガママになって吠え問題などが深刻化することもあります。
ひとり時間があることのメリット
ここからは、犬がひとりで過ごせるようになるための練習方法をご紹介します。
LEVEL1:「マテ」を使って離れることに慣れさせよう
<やり方>
「マテ」と言うと同時に手で指示を出し、体と視線を横に向けます。3秒経ったら愛犬のほうに向き直り、愛犬がその場で待っていられたらごほうびをあげましょう。もし動いていたら、最初からやり直してできるまで繰り返しましょう。
これができるようになったら……
愛犬が待っていられたら、必ず飼い主さんのほうから近寄り、マテをさせた場所でおやつを与えてほめてあげて。こうすることで、その場で待っているとイイコトがあると覚えていきます。
最初は2~3歩から始め、徐々に離れる距離を延ばして。飼い主さんが遠くに行ってもじっと待てるようになったら、次にご紹介するLEVEL2に進みましょう。
LEVEL2:別々の時間を過ごすことに慣れさせよう
<やり方>
お手入れやトレーニングなど、愛犬だけと向き合う時間を5~10分ほど作ります。この時間を作ることで、その後のひとり時間とのメリハリがつき、愛犬が気持ちを切り替える練習になります。
その後、ガムやかためのおやつ(牛すじや豚耳)など、長く噛んで楽しめるおやつを与えます。愛犬がおやつに集中している間、飼い主さんは愛犬が見える場所で読書やスマホ、家事など自分のことに集中してください。まずは5分集中させることを目標に、クリアできたらさらに長持ちするおやつに切り替えて練習しましょう。30分ほど別々の時間を過ごせるようになったらゴールです。
参考・写真/「いぬのきもち」2024年11月号『在宅時に愛犬と離れる時間、とってますか?おとな犬のひとり時間のススメ』
イラスト/めんたまんた
文/柏田ゆき
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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