プロが教える犬のシャンプー・ドライヤーの手順＆みんなの愛犬シャンプー画像

愛犬の清潔を保つためには、定期的にシャンプーを行う必要があります。しかし、慣れていないとうまくできないという飼い主さんも多いのではないでしょうか。今回は、トリマー監修のもと、シャンプー＆ドライヤーの正しい手順をご紹介します。また、インスタグラムに投稿された可愛いシャンプー画像集も必見ですよ！

愛犬が安心するシャンプーの手順とコツ

シャンプーの手順

1. 37～38℃のぬるめのシャワーで体を濡らします。

2. 肛門の左右にある肛門腺をシャンプー前に絞って洗い流しましょう。

3. 洗面器にシャンプーとお湯を入れ、手で泡立てます。

4. 泡立てたシャンプーを手に取って、耳の裏側や首などにある皮脂腺を洗っていきましょう。汚れているところから順番に2度洗いすると汚れが落ちやすく、洗い残しも防げます。

5. すすぐときは、顔から順に行ってください。こすったときにキュッキュッと音が鳴ったら、きれいにすすげたサインです。

6. リンスをお湯で薄め、少しずつかけます。全身にかけたら、もう一度しっかりとすすぎましょう。

7. 最後に全身の水気を拭き取ります。このとき、吸収力のあるマイクロファイバータオルを使うと便利ですよ。

シャワーを怖がらないようにするには？

シャワーの音を怖がってしまう犬が多くいます。この場合は、シャワーヘッドを犬の体に当てて使うといいでしょう。心臓から遠いお尻から順番に濡らしていくのがポイントです。

ドライヤーをかける手順

1. 新しい乾いたタオルを使い、水気を拭き取ります。

2. 手とスリッカーの両方を使って温風で乾かしていきましょう。ドライヤーは30cmほど離し、弱の温風から当てていくのがポイントです。

3. モードを冷風に変えます。こうすると、乾いていないところは冷たくなるため、乾かし残しをチェックすることができます。

4. しっぽ、足先、耳の裏などのパーツも乾かしていきましょう。

5. 乾いたら、毛並みを整えて完了です。

インスタグラムで発見！可愛い犬のシャンプー画像集♪

シャンプーのときはローテンション

@_n_chizuruさんのクルムくんは、シャンプーがあまり好きではないようで、シャンプーのときはすごくローテンション。支えていないと伏せてしまい、「ぼく動きません」とアピールするそうです。
とはいえ、しっかり泡立てて洗っているので、スッキリと汚れを落とせそうです。

アヒルちゃんとお風呂♪

こちらは@nanamama20110906さんのナナちゃんです。この日は翌日からお泊りに行く予定があり、その前に綺麗にしようとお風呂に入れたそうです。アヒルちゃんを浮かべてウットリと湯船に浸かっていますね♪

シャンプーシートでさっぱり！

@hinatancoさんのひなちゃんは、飼い主さんにシャンプーシートで綺麗にしてもらって気持ちよさそうにしています。このように、べたつきが気になるときは犬用のシャンプーシートを使って拭いてあげるだけでもさっぱりしますよ！

泡のせスタイルのハズが…？！

泡を頭に乗せているのは、@golden_senaさんのセナくん。インスタでよく見る「泡泡をつけて上目遣い」の写真を撮ろうとしたそうなのですが、本人は気にいらなくて下を向いてしまったようです。でも、このショボンとしている姿も可愛いですよね。

シャンプーやドライヤーは嫌がってしまう犬も多いようです。ぜひ、今回ご紹介した「正しい手順」を参考に、お手入れに挑戦してみてはいかがでしょうか。回数を重ねることで、スムーズにできるようになるかもしれませんよ！

参考／「いぬのきもち」2018年2月号別冊『愛犬のためのビューティー本健康＝美しさ Beautiful Dog レッスン帳』（監修：トリミングサロン「ラ・アンベリール」オーナー櫻井陽道先生）
文／AzusaS
※一部写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

★Instagram、Twitterで「#いぬのきもち#ねこのきもち」でご投稿いただいた素敵な写真・動画を紹介しています。