犬が「飼い主さんの足の間」で寝たがる理由　くっついて眠る際には注意点も｜獣医師解説

飼い主さんにくっついて眠るのが好きな犬がいるかと思いますが、なかには「飼い主さんの足の間」に入って眠りたがるコもいるようです。

この記事では、「飼い主さんの足の間で眠る犬の心理」などについて、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。

飼い主さんの足の間で寝たがる犬の心理とは？

飼い主さんの足の間でくつろぐフレンチ・ブルドッグ — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬が飼い主さんと一緒に寝る際に、飼い主さんの足の間に来てすっぽりおさまったり、足を枕のようにして寝たりするコがいるようですね。

これは、大好きな飼い主さんとの密着度が高く、温かく包まれている感じが犬にとって安心できるからだと思います。飼い主さんの足の間というのは、リラックスした状態で眠れる場所として最適なのでしょう。

飼い主さんの足の間で寝たり、足を枕にして寝るのが好きな犬には、下記のような傾向が見られるかと思います。

・甘えん坊なコ
・寂しがり屋なコ
・マイペースなコ
・寒がりなコ

愛犬とくっついて眠る際に、どのようなことに注意するべき？

飼い主さんの足の間でくつろぐミニチュア・ダックスフンド — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

愛犬とくっついて眠るということは飼い主さんにとっても嬉しいことだと思いますが、いくつか注意したいポイントも。たとえば、寝ている間に愛犬を踏んでしまったり、布団の中に閉じ込めてしまったりしないように気をつけましょう。　

このほかにも、冬用の寝具の掛け布団や毛布は、犬にとって暑くなりすぎる可能性があります。小型犬の場合などは、寝具の重量で息苦しくなってしまうことも。犬が布団から出たいと感じたときに自由に出入りできるように、逃げ道を確保しておいてあげる必要があります。

飼い主さんたちのなかには、上記のことを気をつけるあまり安心して眠れないという人もいるかもしれません。そのような場合は、お互いのためにも飼い主さんの布団の中に愛犬を入れないように徹底するほうがよいでしょう。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室　獣医師・白山さとこ先生）
取材・文／雨宮カイ
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
※記事の内容は2025年1月時点の情報です。

CATEGORY 犬と暮らす

2025/01/28 UP DATE