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信頼の証?犬が飼い主に背中を向ける理由| 獣医師解説
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、「飼い主に背中を向ける犬に関するアンケート」を実施しました。今回は、その調査結果をご紹介するとともに、犬が飼い主さんに背中を向ける理由などについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。
愛犬は背中を向ける?

では、どのようなときに愛犬は背中を向けるのでしょうか。具体的なエピソードを聞いたところ、飼い主さんからは次のような回答が寄せられましたので、一部ご紹介します。
なでてほしいとき/かまってほしいとき
- 「背中をなでなでしてもらいたいとき」
- 「なでなでやマッサージをしてほしいとき、静かに背を向けて目の前に座る」
- 「なでてほしいとき。かまってほしいとき」
- 「なでてほしいとき。飼い主の近くに座り、背中を向けてきます。(なでると全体重を飼い主にかけてきます)」
- 「目の前に近づいてきて背中を向けます。それは決まって『背中をなでて』の合図です」など
寝るとき/横になっているとき
- 「一緒にお昼寝しているとき」
- 「寝るときに背中やお尻を飼い主に当ててくる」
- 「眠たいとき。のんびりした気持ちのとき」
- 「私が寝ていると、腰のあたりにお尻をくっつけてくる」
- 「横になっているときに背中をつけてきます」など
飼い主さんがリラックスしているとき/テレビなどを見ているとき
- 「飼い主がリラックスしてくつろいでいるとき、背中を向けてそばに寄っている」
- 「座ってくつろいでいると、寄ってきて背中を向けて隣に座ったり寝転んだりします」
- 「私がスマホを見ているときなど、体をくっつけながら背中を向けています」
- 「リビングでくつろいでテレビを見ているときに、背中をくっつけて寝転んで犬もテレビを見ています」
- 「ソファに座ってテレビを見ているときに、足元に来て背中をつけてオスワリしたりフセをしたりして、一緒にテレビを見ます」など
飼い主さんからはこんな回答も
- 「仕事や外出から帰宅したときのお出迎えが、いつも背中向けオスワリスタイルです」
- 「お風呂上がり、髪の毛をドライヤーで乾かしていると、こちらに背中を向けて待っています」
- 「いつも背中向けて座ります。背中から“なでろオーラ”全開です」
- 「お散歩のときに『まだ帰りたくない』と、背中を向けて座り込んでしまうことがあります」
- 「出かけようと支度をしていると、お尻をくっつけて背中を見せオスワリする」など
【獣医師解説】犬が飼い主さんに背中を向ける理由
岡本先生:
「飼い主さんのことを信頼しているからでしょう。リラックスした気分のときに向けることが多いと思います」
――犬が飼い主さんに背中を向けているときの注意点があれば教えてください。
岡本先生:
「飼い主さんを信頼しているので、急に大きな声を出すなど、驚かせるようなことはしないようにしましょう」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年7月時点の情報です。
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