愛犬が甘える姿はとても可愛いですよね。では、犬が甘えたいときはどのような行動がみられるのでしょうか?
「犬が甘えたいときにみせるサイン」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬が甘える理由とは?
犬は何かを要求しているときや寂しかったとき、嬉しかったときなどに人に甘えてくることがあります。
犬が甘える理由として、
- 撫でてほしい
- 構ってほしい
- 遊んでほしい
- おやつやごはんがほしい
- 散歩に行きたい
などの気持ちがあることが考えられます。
犬は甘えるとどんな行動をする? 甘えのサインとは
ではここからは、犬が人に甘えているときの行動についてみていきましょう。
犬が甘えたいサイン①撫でるのをやめると前足を出す
人が撫でるのをやめると犬が前足をねぇねぇと出してくるのは『撫でるのをやめないで』『離れていっちゃうの? 』『もっと一緒にいたい』という気持ちからくる犬の行動といえます。
犬が甘えたいサイン②体をすり寄せる・押し付けてくる
犬が人に体をすり寄せたり、押し付けてくるのは、『甘えたい』『構ってほしい』『もっと撫でてほしい』という気持ちから安心感を得ていたり、コミュニケーションをとっている行動といえます。
犬が甘えたいサイン③耳の位置が変わる
犬が甘えているときに立ち耳のコはヒコーキ耳になったり、垂れ耳のコはしっぽ側に耳の付け根が動くことが多いです。
犬の甘えたいサイン④お腹を出す
犬が仰向けに寝転んでお腹を出す行動は、甘えたり、リラックスしているとき、構ってほしいときによくみられます。
犬の甘えたいサインに気づくポイント
愛犬がコミュニケーションを取ろうとしてきたとき、人に何を伝えようとしているのか、飼い主さんがその気持ちを汲み取ってあげることで、犬の甘えているサインに気づきやすくなります。
愛犬のとる行動やしぐさに対して『今どんな気持ちなのかな? 』と考えながら接してあげたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください