1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しぐさ・生態
  4. コミュニケーション
  5. 犬の触られたくない場所はどこ?触る際の注意点と獣医師が教えるポイント

犬と暮らす

UP DATE

犬の触られたくない場所はどこ?触る際の注意点と獣医師が教えるポイント

いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、「愛犬が触られるのを嫌がる部位」について、飼い主のみなさんにアンケート調査を実施しました。この記事では、その結果をご紹介するとともに、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、犬が触られるのを苦手な部位や、犬を触る際の注意点についてお話を伺います。
愛犬が特定の部位を触られることを嫌がったことはある?
※2025年9月実施「いぬのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 214人)
犬の触れられたくない場所に関するアンケート(いぬのきもちWEB MAGAZINE)
「愛犬が特定の部位を触られることに対して、嫌がったことはありますか?」というアンケート調査を実施したところ、「はい」と答えた人は全体の67%という結果に。では、愛犬はどの部分を触られるのが苦手なのでしょうか。

愛犬はどの部位を触られるのが苦手?

撫でられてうれしいトイプードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ふだんはなでられるのが大好きな犬でも、ある特定の部位を触られるのが苦手な犬もいるようです。実際、どの部位を触られるとどのように嫌がるのか、飼い主さんにエピソードを伺いました。

足を触られたくない愛犬たち

・「前足を触られるのを嫌がります。オテや散歩から帰って足を拭くときは大丈夫ですが、なでているときに前足を持とうとすると、ひょいと避けて持たせてくれません」
・「唯一、前足だけは嫌がります。触ろうとするとものすごい早さで避けます。毎回散歩帰りのあとは拭くのに苦労します」
・「足を洗ってブラッシングするとき、前足の先をめっちゃ嫌がります」
・「足を触られるのを嫌がります。散歩終わりに足を拭きますが、特に後ろ足を嫌がります」

お尻を触られるのが苦手な愛犬たち

・「うんちをした後、お尻を拭こうとすると吠えて怒ります。半年前からその状況が続いています」
・「お尻をさわったり、うんちのあと拭いたりするときに唸って嫌がります」
・「散歩中にお尻を触ると怒る」

口・歯など顔まわりが苦手

・「口まわり。歯磨きが嫌いなのでヨダレを拭こうとすると噛もうとする」
・「顔全般、特に目のまわり。子犬のときから目ヤニが多く、目周辺を触るととても嫌がるのできれいにするのが一苦労。そのせいなのか顔をなでられるのも好きではない。しかし歯は全く嫌がることなく触らせてくれる。不思議」
・「口の中、口元は嫌がります。歯磨きをしようとすると毎回逃げられます」
・「目のまわりを嫌がります。顔を埋めて触れられないようにします」

【獣医師解説】犬にとって触られるのが苦手な部位、スキンシップのコツは?

頭を撫でられて笑顔の柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんからたくさんのエピソードを教えていただきました。ここからは、犬にとって触られたくない体の部位について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

――犬が触られるのを嫌がる部位について教えてください。

岡本先生:
「足先やおしり、しっぽ、口先や鼻先といった先端は、犬が触られるのを嫌がる傾向にあります。これらには神経が集中し、感覚が敏感だからです」

――愛犬を触る・なでる際に、飼い主さんが心がけることはありますか。

岡本先生:
「リラックスしているときに、ほめたりごほうびを与えながら触ってよい印象をつけるとよいでしょう」
犬にも触られたくない部位があり、その部位は犬によってさまざま。みなさんの愛犬はどの部位を触られるのが苦手ですか?
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/亀田はるか
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る