犬と暮らす
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「飼い主さんが帰宅した」と勘違いして、玄関のほうを見て待つ犬 行動からわかる心理は?
撮影時について飼い主さんに話を聞くと、飼い主さんは仕事に行っており不在で、家にはみらいくんと飼い主さんの旦那さんがいたのだそう。外で物音がしたのを聞いたみらいくんは「飼い主さんが帰ってきた」と勘違いし、座って待っていたのだとか。
「いつも私、旦那、みらいの“3人”で在宅で仕事をしていることも多いので、出社の日は1人欠けていて寂しいのかなと。『早く帰ってきてほしいな〜。遊びたいな〜』って気持ちだったら嬉しいです。
また、みらいの姿を見て『早く帰りたい! 可愛い〜なんて健気なんだろう』と思うと同時に、『そこから飼い主が帰ってくるのがわかっている、頭のいいコだなぁ』とも思いました」
【獣医師解説】「飼い主さんが帰宅した」と勘違いして、玄関のほうを見て待つ犬の心理
この様子からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「今回のみらいくんは、『玄関で物音がする=飼い主さんの帰宅』と学習し、物音がしたことで飼い主さんの帰宅を期待したのでしょうね。
飼い主さんが不在の間の犬の気持ちですが、マイペースで自立心が強いコは“ひとり時間”を楽しんでいる可能性があります。寂しがり屋なコや甘えん坊なコは、飼い主さんが出ていってすぐは寂しがるかもしれませんが、飼い主さんの帰宅を期待しつつもゆっくりと過ごしているのではないかと考えられます。
どちらにしても、留守番中は寝て過ごすコが多いかなと思われます」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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