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犬の膵臓・肝臓にはどんな役割がある? 知っておきたい働きと起こりやすい不調を解説

今回は犬の体をつくる「膵臓」、「肝臓」の役割や犬ならではの特徴について解説。日本獣医生命科学大学獣医解剖学研究室准教授の大塚裕忠先生に伺いました。

三大栄養素を分解するための消化液を出す「膵臓」

笑顔の柴犬
膵臓は、胃から続く十二指腸にくっつくように位置しています。たんぱく質・脂肪・炭水化物の三大栄養素を分解するのに必要な消化液(膵液)をたくさん出し、それを十二指腸に送り出すことで消化を助けています。

血糖値をコントロール

膵臓が分泌するものには、消化液(外分泌)とは別に、ホルモンなどの体の内側に出す内分泌もあります。代表的なものはインスリンで、血糖値を下げられる唯一のホルモンです。

膵臓の不調により痛みや体重減少が

膵臓の不調による痛みは過剰に膵液を出そうとすることによって引き起こされるといわれています。犬に多い膵炎も、下痢や嘔吐だけでなく、犬は強い痛みを感じています。

不要なものを体の外に排出する「腎臓」

もっと散歩したくて動かなくなるフレンチ・ブルドッグ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
腎臓は体に不要なもの=老廃物を見分け、体の外に排出するための尿を作り出す臓器です。肝臓のように毒素の分解まではできず、まれに不要なものを必要と思いこんで、一生懸命“再吸収”してしまうことがあります。

大量の血液を仕分ける

腎臓がつくりだす尿は、血液からできています。そのため、腎臓はものすごい量の血液が入ってくる臓器でもあります。1,000リットルのうち200ミリリットルくらいが尿のもとに。大量の仕分けを日々がんばってくれています。
笑顔のミックス犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

腎臓の不調があると

腎臓の不調があると体内の老廃物や不要な水分の排出がうまくできなくなります。病気が進行するほど多飲多尿から頻尿へ。極限まで機能が低下すると毒素が体を巡り命の危機に。
いかがでしたか?愛犬の健康管理のために、チェックしてみてくださいね。
お話を伺った先生:大塚裕忠先生 (日本獣医生命科学大学獣医解剖学研究室准教授・博士(歯学))
参考/「いぬのきもち」2026年2月号『スゴイぞ!犬の臓器たち』
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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