犬と暮らす
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散歩中、ほかの犬を見るたびに吠える愛犬がイイコになるワザ
これでは散歩がスムーズに進みませんし、相手の飼い主さんに迷惑をかけるだけでなく、吠えている愛犬自身にもストレスがかかるため、吠えさせてしまうのは、実はかわいそうなことなのです。
すれ違い吠えをやめさせる2つの方法を、犬のプロに教えてもらいました!
①ほかの犬を見せないよう、愛犬とアイコンタクトをしながら歩く
どちらの場合でも、愛犬とアイコンタクトをしながら通り過ぎるといいそう。
愛犬の視線がほかの犬に向かず、気にならなくなるため、吠えるのを防げます。
事前にアイコンタクトの練習をしておくと、もっとうまくいく!
アイコンタクトは、事前に練習しておきましょう!
下の写真のように愛犬と向かい合うように立ち、オスワリをさせます。
ドライフードか犬用おやつを数粒持ち、1粒与えたら、手をグーの形にして、自分のあごの下へ。
すると、「飼い主さんの手にまだフード(おやつ)を持っているかもしれない」と期待した愛犬が、飼い主さんの手の動きを追う愛犬と、自然と目が合う(アイコンタクトができる)はずです。
これを何度か繰り返して練習しましょう!
室内だけでなく、外で、ほかの犬がいない状況でも練習しておけばバッチリです!
握りこんだ手を愛犬の鼻先にもっていき、ニオイを嗅がせて愛犬の興味をひきましょう
すると、手に注目している愛犬が手の動きを追い、自然と飼い主さんと目が合います
正面に来て再び目が合ったら、すかさず握りこんでいたフードを1粒与えてほめてください。
散歩中、ほかの犬が来るのが見えたら、すぐに愛犬とアイコンタクトをして、その場をやり過ごしましょう!
②抱っこできるなら、抱っこして見せないようにしてすれ違う
「看護師同士が院内で犬を抱っこしながらすれ違うときに、ほかの犬に向かって吠える犬がいます。
その場合、犬を抱っこしながら背を向けて、犬を見せないようにすると吠えないことが多いんです!
小型犬など、抱っこしやすい犬の飼い主さんは、試してみるといいかもしれませんよ」
愛犬が吠えて散歩が進まず、困っている飼い主さんは、ぜひ試してみてくださいね!
参考/いぬのきもち2018年9月号『直しておきたい、犬の“吠え問題”に挑む!』(監修/Can! Do! Pet Dog School代表 西川文二先生、フジタ動物病院 動物看護師 三浦紫陽子先生ほか)
イラスト/えのきのこ
撮影/殿村忠博
文/犬山ソフトクリーム
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