ブラッシングが苦手という飼い主さんや、ブラッシングはしているのに、毛玉やほつれができやすいなど、愛犬の毛のお手入れに苦戦している飼い主さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、愛犬の毛をキレイにキープしている飼い主さんの“マル秘”テクニックと、専門家の先生のコメントをあわせてご紹介します!
抜け毛除去効果が期待できるブラッシングスプレーを使って、みんなサラつや☆
ユメちゃん・リクくん・レオくん・ユウちゃんの4頭のミニチュア・ダックスフンドと暮らすIさんは、ブラッシングスプレーを使って、愛犬のサラつやな毛をキープしているといいます。
まずは、耳の後ろや背中などの抜け毛の多い箇所を中心にスプレーし、スリッカーを使って毛の根本までスプレー成分を染み渡らせて抜け毛を取り除くそうです。ときどき毛の流れとは逆向きにブラシをかけることで、よりきれいに抜け毛が取れるのだとか。また、スプレー成分の効果で毛づやもアップするそうですよ!
先生のコメント
しっかりとケアしていて◎ただし、毛の流れに逆らうことで毛根にダメージを与えることもあるので、力加減には注意してください。抜け毛が多い箇所には、抜け毛取り専用ブラシを使うのもよい方法ですよ。
複数回に分け、丁寧にブラッシングしてサラつやキープ◎
ゴールデン・レトリーバーのむくくんの飼い主Fさんは、毛並みが乱れがちな散歩後に1日2回のブラッシングを行っているそうです。ゴールデン・レトリーバーは体が大きいので、朝の散歩後に上半身、夜の散歩後に下半身など、パーツごとに分けているのだとか。
まずは、スリッカーで簡単にブラッシングをし、その後、毛玉取りや静電気防止効果も期待できるブラッシングスプレーを毛にかけて、本格的にブラッシングをするそうです。背中まわりやしっぽなどに多めにスプレーするのがポイントで、最後にピンがやわらかめの抜け毛取りブラシを使い、抜け毛を一掃したら完了です!
先生のコメント
一度にすべてやろうとせずに、こまめに楽しくケアできる工夫がよいですね。Fさんのように、スリッカーのあとに抜け毛取りブラシを使うと、効率よくしっかりと抜け毛が取れることでしょう。
こだわりの豚毛ブラシで、つやふわヘアに♪
愛犬であるトイ・プードルの椿ちゃんの毛を、以前はコームだけでケアしていたというKさんですが、毛が引っかかってしまい、椿ちゃんが嫌がるように。そこで使い始めたのが豚毛ブラシ。柔らかい毛なので椿ちゃんも嫌がらず、つやもアップしたそうですよ。
まずは、顔周りを含む全身の毛を豚毛ブラシでほぐし、毛が整ったらコームで仕上げることで、つやふわを保っているそうです。
先生からのコメント
豚毛ブラシはつや出し効果が期待できるのでよいですね!豚毛ブラシでほぐしたあとにコームで整えているのも◎
家族で協力!スプレーを活用してサラふわキープ
Mさんの愛犬であるトイ・プードルのモカくんは、顔周りやわきを触ると嫌がるそうです。そのため、モカくんが大好きな娘さんに抱っこしてもらい、気持ちを落ち着かせながら、その状態のままでスリッカーを使ってブラッシングしているといいます。このとき、ブラッシングスプレーを全身になじませるのもポイントだそうですよ!
先生のコメント
ブラッシングは楽しい雰囲気で行うと愛犬が嫌がりにくくなるのでよいですね!仕上げのときは、スリッカーのかわりにコームを使うと、毛がより整いやすくなるでしょう。
毎日のブラッシングは、見た目をよくするためだけではなく、愛犬の皮膚の健康を保つためにも大切なお手入れです。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
参考/「いぬのきもち」2017年4月号『愛犬を美しくするコツ紹介します!被毛タイプ別 サラふわ犬 飼い主さんのお手入れ術』(監修:トリミングサロン「HONDEHOK」運営 トリマー 一級建築士 二村陽子先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。