犬と暮らす
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犬の留守番のストレスと不安は、留守番前後の飼い主さんの態度で抑えられる
留守番時のストレスを減らす、ハウスと遊び方
確かに愛犬だけの留守番は、何も工夫をしないとストレスを感じさせてしまい、留守番嫌いにさせてしまう可能性もあります。
そこで今回は、留守番中、愛犬にストレスを感じさせないための意外なコツをご紹介します。
留守中に犬がいられる範囲を限定する
留守番時も同様で、部屋のなかで自由に留守番させすぎるとかえってストレスになることが。
ストレスを抱くと、その気持ちを落ち着かせようと、壁や家具を噛むなどのイタズラをしてしまうこともあるようです。
ほどよく限られた空間なので、ストレスを感じにくく、イタズラも防げます。
また周囲が囲われていて中が薄暗い寝床があるおかげで、安心して休息をとることができます。
留守番後は、飼い主さんから遊びに誘う
でもそこで、毎回「ダメ!」「あとで!」「ひとりで遊んでいて!」と断っていると愛犬はストレスに。
留守番させられることに嫌な印象がつきかねません。
そこで留守番のあとは、愛犬に誘われるよりも前に、ときどきは飼い主さんのほうから遊びに誘うようにしましょう。
飼い主さんから誘って遊ぶということが愛犬に伝わりやすいよう、いったんオスワリなどさせてから遊びをスタートさせるといいですよ!
そもそも、吠えたり飛びついたりなどで、愛犬に「遊んで!」と要求されてからかまっていたのでは、犬は「吠えれば/飛びつけば遊んでくれる」と間違えて覚えてしまいます。
飼い主さん主導で遊ぶようにすれば、それらの問題行動の予防にもなるというわけです。
留守番“前”も、飼い主さん主導で遊ぼう
ほどよい疲労感からぐっすり眠って留守番できます。
忙しくて愛犬と向き合う時間をなかなか取りにくいという方も多いかもしれませんが、せめて留守番前と後は、愛犬に余計なストレスを感じさせないためにも、遊びや散歩で満たしてあげられるといいですね。
参考/初めて飼い主さんの「いぬのきもち」2017年10号『噛みグセ直し集中講座」(SKYWAN! DOG SCHOOL代表 井原 亮先生)
文/h.taco
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