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愛犬がじゃれて飼い主さんをカミカミ…やめさせないと噛みグセになるかも

散歩中に足もとを噛むクセ、どうやめさせる?

 お散歩中のわんちゃんが飼い主さんの足にじゃれつき、ズボンの裾を噛んでグイグイと引っ張る……。一見かわいらしいしぐさのように思えますが、エスカレートすると毎回のように噛んだり、飼い主さん以外にも噛みついてしまったりと、できればやめさせたいですよね。噛みグセは、叱るだけでは習慣を断ち切ることができません。
 
 わんちゃんが飼い主さんの足もとを噛んでしまう気持ちと、その解決方法をご紹介しますので、ぜひ役立ててください。

わんちゃんにとって噛むのは楽しい遊び?

 お散歩中に愛犬がじゃれついてきたり、靴やズボンの裾を噛もうとしたとき、やめさせようととっさに足を動かす飼い主さんも多いのではないでしょうか?
 わんちゃんは、この動きを引っ張りっこ遊びのように感じてしまい、楽しくなってしまうことがあります。このとき、わんちゃんがしっぽを振っていたり、腰を高めに上げていたりすると、遊びの一環だと思いテンションが上がっている可能性大です。
 
 このほかにも、噛みついたあとに1~2回“フ~”と大きく鼻息を吐くしぐさを見せる場合も。この場合は、靴やズボンの裾を噛むことで落ち着くタイプ。「くわえていると落ち着くな~」とでも思っているのかもしれませんね。

わんちゃんの視線を誘導してカミカミさせない!

靴などを噛んでしまうわんちゃんにとっては、

「お散歩に行って楽しい気持ちになる」
   ↓
「足もとに噛みつく」
   ↓
「足が動いて引っ張りっこ遊びになる」


という流れを繰り返すたびに、どんどん楽しくなって噛まずにはいられなくなってしまいます。無理にやめさせようとするよりも、「噛むことより楽しいものがある」と教えて流れを変えてしまうのがよい方法です。次の2つの解決方法から、わんちゃんの好みに合ったもの実践してみましょう。

方法その1 アイコンタクトをしながらフードを与えてみる

歩きながらわんちゃんの名前を呼び、わんちゃんが飼い主さんと目を合わせるしつけのアイコンタクトをさせて視線を飼い主さんの顔に向け、靴やズボンの裾から注意をそらします。うまく視線を合わせられたらフードを与えることを、お散歩中に何度か繰り返します。

方法その2 ロープおもちゃなどに注目させてみる

アイコンタクトが難しい場合は、長めのロープおもちゃなどをわんちゃんに見せて、注目させながら歩くのもよい方法です。靴よりもロープおもちゃのほうが楽しくなって、噛まなくなることも。

いかがでしたか?
ちなみに、今回の解決方法は、お家の中でスリッパや服の裾を噛んでしまうわんちゃんにも有効です。もしお困りなら、同様にアイコンタクトかロープおもちゃで解決してみてはいかがでしょうか?

参考/「いぬのきもち」2017年4月号『犬にも「言い分」があるんです』(監修:犬のしつけ教室DOGLY代表 荒井隆嘉先生)
文/UTAにゃん
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