犬と暮らす
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ベランダに人口芝を敷いてプチ・ランに vol.1【いぬねこ宅の幸せスタイル】
vol.1 ベランダに人口芝を敷いてプチ・ランに
着なくなった洋服の布地や手袋や靴下を利用してなんとも愛らしい動物のぬいぐるみを生み出す作家、金森美也子さん。ブログでもときどき愛犬の姿を披露しているように、金森さんは大の愛犬家。そこで今回はちょっとだけ愛犬といつも過ごしているスペースにおじゃまさせていただきました!
ぬいぐるみのようなジャック・ラッセル・テリアたち
「こんにちは!」と扉を開けると、走るぬいぐるみのようなかわいい生きものたちがダッシュで出迎えてくれました。目も口元もひと目で「嬉しい!」って喜んでいることがわかる表情。ぴょんぴょん跳ねて「お客さんだよ!」と言っているみたい。これを毎日されたら、飼い主さんは幸せでたまらないことでしょう!
「体の大きいコが、10才のマーヴィン。小さなコが4才のルーファスです。どちらも音楽好きの夫の命名でミュージシャンの名前から。マーヴィンは、マーヴィン・ゲイ、ルーファスはルーファスというファンクバンドからなんですが、このコたちは、れっきとした女のコたちです」
左がマーヴィン。後ろ姿はルーファス。
金森さんの愛犬たちは、ジャック・ラッセル・テリアの中でもラフコートと呼ばれる毛足の長いタイプ。運動量があって身体能力の高い犬種です。女のコなうえに10才のマーヴィンがこれほど跳ねまわっているところを見ると、体力も相当ありそうです。
お気に入りの椅子に乗ったマーヴィン
といっても、金森さんいわく「お客さんがいるから嬉しくて、いつも以上に走りまわっているんですよ。私が朝から部屋を片付けていたから誰か来るってわかったみたいで、朝からこんな感じでした。きっと夜はぐったり、熟睡でしょうね(笑)」
ベランダでプライベートラン!
「実は先日、犬がベランダを走りまわるので、肉球にやさしいということを一番に考えて、人工芝を敷いてみたんです。それをこのコたちが結構気に入ったみたいなので、ぜひ様子を見てください」 とお話もそこそこに、ベランダへ通していただきました。
窓の外には、通常より奥行きのある広いベランダに、本物のような色合いの美しい芝風のカーペット。マーヴィンとルーファスは、マリのように走りまわっています。
「このコたちは散歩が大好きなので、早朝は30~40分ぐらい、夕方は1時間近く歩いています。ただ、運動量があるので、こうして遊べるスペースがあると、家にいても運動ができて嬉しそうですね」
金森さんお手製のボーン型おもちゃやボールを追いかけて、無邪気に遊ぶマーヴィン&ルーファス。しばらく観察していると、マーヴィンが颯爽とおもちゃを追いかけていくのに対し、ルーファスは遊ぶお姉ちゃんをそっと見守るなど、静かに外の空気を楽しんでいる様子。
「同じジャック・ラッセル・テリアですが、性格はまったく違いますね。マーヴィンはやんちゃですが、すごく頭が良くて、よく人の話を聞いているような顔つきをしています。ルーファスは控えめで友好的。とてもやさしい性格です」
隙間カバーで事故を防止
金森家は家の2方をベランダで囲まれた構造。人工芝を敷いたのとは別のテラスにも愛犬たちが出られるようになっています。
「こちらには椅子を置いてあるので、窓をあけているとここで日向ぼっこをしたり昼寝をしたりしています。なので、間違ってもこのコたちが落下したりしないように、ガーデニング用の柵を張り巡らせてあるんです」
もうひとつのベランダは日向ぼっこスペース
「本当は土に埋めるタイプのものなんですが、ちょうどデザイン的にも色み的にも気に入ったものがあったので、隙間カバーとして使うことにしました。これは本当におすすめで、同じようにマンションで愛犬と暮らしている人たちで何もしていない人がいたら、教えてあげたいですね」
さて、マーヴィンとルーファスも遊び疲れてまったりしてきた様子。
そろそろ、かわいいディスプレイで彩られたリビングダイニングに戻ることにしましょう。
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