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「今朝から呼吸が荒く、吐きましたが、大丈夫でしょうか?」こちら、いぬのきもち獣医師相談室です

「今朝から呼吸が荒く、吐きましたが、大丈夫でしょうか?」こちら、いぬのきもち獣医師相談室です

『いぬのきもち』に好評連載中の、“はい!こちら、いぬのきもち獣医師相談室です”。
獣医師相談室とは、犬の健康やお世話について獣医師の先生に気軽に相談できる購読中の会員限定のサービスです。ここに寄せられた相談と回答を、誌面で紹介しています。
ここでは、9月号に掲載された「荒い呼吸」に関する相談をご紹介します!

Q. 今朝から呼吸が荒く、吐きましたが、大丈夫でしょうか?

イラスト/おおたきょうこ

熱中症のほか、心臓や肺、気管支の病気が疑われます

運動のあとにハアハアと荒い呼吸(パンティング)を行い体温を下げようとするのは健康な犬にもよく見られる行動です。
しかし、いつもと違う激しいパンティングは、さまざまな病気が疑われます。

まず考えられるのは熱中症。また、体に傷みがあっても激しいパンティングをします。
熱中症になりそうな蒸し暑い環境にもなく、体を痛がる原因に心あたりもない場合、次に考えられるのは肺炎や気管支炎、気管虚脱(きかんきょだつ)などの呼吸器系疾患と心臓病です。

荒い呼吸は熱中症の可能性も

犬が嘔吐(おうと)なども伴う異常なパンティングをしていたら、すぐにかかりつけの獣医師に相談を。
とくに体を触っていつもより「熱い」場合は、熱中症の可能性があるので、受診するまでできるだけの応急処置を。冷たい水をかける、絞ったタオルで体を包むなどの対処で体を冷やす努力をしながら、すみやかに受診してください。
熱中症でない場合も、一度動物病院で呼吸器などに病気がないか調べてもらいましょう。

「いぬのきもち獣医師相談室」をご利用ください!

いぬのきもち編集室に常駐している獣医師の先生が、飼い主さんの相談にお答えする、いぬのきもち獣医師相談室。
犬との暮らしで気になること、心配なことなどをサポートする購読中の会員限定のサービスです。


「いぬのきもち」2016年9月号の連載「はい!こちら、いぬのきもち獣医師相談室です」より、荒い呼吸に関するお悩みをご紹介しました。
『いぬのきもち』では、毎月、相談室に寄せられた犬との暮らしで気になること、心配なことを取りあげています。
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