ブラッシングを嫌がってさせてくれない、顔を拭こうとするとタオルを噛んでくる……そんな悩める飼い主さんへ朗報です!
今回は愛犬の「お手入れ」にまつわるお悩みを解決します。お手入れ別のポイントをしっかり押さえて、スムーズに楽しくお手入れしましょう♪
愛犬をおうちでお手入れするメリット
おうちでのお手入れには、実はたくさんのメリットがあるのです。
愛犬をきれいで清潔に保てることはもちろん、健康維持や病気予防にもつながります。また、お手入れを通して病気の早期発見ができたり、愛犬とふれあうことで絆を深めたりする効果もあります。
ブラッシングのお悩みと解決策をご紹介
顔回りのブラッシングを嫌がる…
コームやブラシなどの道具が大きすぎて、犬が怖がっているのかもしれません。
【こうしよう!】コームなどの道具を小さなものに替えてみて
いつもより小さめの道具で試してみましょう。また、顔は正面からではなく、横から徐々にブラッシングするのがポイント。犬が痛がらないように、やさしくとかしてあげましょう。
しっぽや前足のブラッシングをしようとすると、逃げる
しっぽや前足はとくに敏感な部分。とかす力が強すぎたり、ブラシのピンが皮膚に当たったりすると痛みを感じて犬が嫌がることがあります。
【こうしよう】手のひらに被毛をのせてブラッシング
長い毛は手のひらにのせて、ピン先などが皮膚に当たらないようにブラッシングを。こうすれば犬も痛がりません。皮膚を引っ張らないように、やさしくとかしてあげましょう。また、愛犬がブラッシングに嫌なイメージをもっている場合は、よりゆっくりブラシを動かすとよいでしょう。
顔・体拭きのお悩みと解決策をご紹介
顔を拭こうとするとタオルを噛もうとする…
顔の正面からサッと拭こうとすると犬が怖がって噛むことがあります。また、タオルそのものを怖がったり、逆におもちゃのつもりで噛もうとしたりすることも。
【こうしよう】小さめの犬用ウエットシートで斜め後ろから拭くのがコツ
いきなり正面からサッと拭くと犬が怖がることもあるので、斜め後ろから拭く手を差し出して。ほおのあたりからパーツごとに徐々に正面へとやさしく拭いてあげましょう。
体を拭くときは乾いたタオルがいいの?
乾いたタオルは避けましょう。乾燥したタオルでは、充分に汚れが取れません。また、拭くときに静電気が起き、犬が嫌がる原因になることも。
【こうしよう】しっかり絞った濡れタオルや犬用ウエットシートが◎
犬の体を拭くときは、しっかり絞った濡れタオル、もしくは犬用ウエットシートなどを使いましょう。
愛犬にいつもきれいで健康に過ごしてもらうためにも、おうちでのお手入れは欠かせません。悩みごとは早めに解決して、愛犬も飼い主さんもお手入れの時間を楽しく過ごしましょう!
参考/「いぬのきもち」2019年4月号『子犬に必要なしつけとお手入れを紹介!さいしょの一歩 最終回』(監修:一級建築士 トリマー トリミングサロン「HONDEHOK」運営 二村陽子先生)
文/terasato
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。