犬と暮らす
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犬が年老いて耳が遠くなったら…飼い主さんができること
では、老犬の難聴をどうやってサポートしたらよいのかについて、いぬのきもち相談室の獣医師のアドバイスをご紹介します。
加齢によって老犬の耳が遠くなる「老齢性難聴」
シニア犬の聴覚の衰えに早く気がついてあげよう
例えば、名前を背後から呼んでも振り返らなかったり、チャイムの音に気付かないなど、今までは反応していた音がわからない様子に対して「あれ?」と気がつくことができます。
周囲への関心が低い犬は、音に反応しない場合もありますが、呼びかけた時に耳が動かなければ聴覚の衰えと考えてよいでしょう。
聞こえにくくなったら注意したいこと
また、人が突然近づいてきたことに驚いてしまい、急に飛び上がる、パニックになる、人を咬んでしまうといったこともあるので注意してください。
ドッグランやお庭でのノーリードは、音が聞こえないことで、事故や脱走に繋がる可能性もあるので、目を離さないためにも慎重になるべきです。
難聴の犬に飼い主さんができること
日頃から手の動作を使ったコミュニケーションを取っていると愛犬も気がつきやすいです。
ボディランゲージを使おう
- 手や体を大きく使って表現する
- 生活に必要なコマンドは、サインを決めておく
- 褒めるときは笑顔で褒める
- 身振りだけでなく、愛犬が聞こえていなくても口を動かして指示を出すなど
犬を安心させてあげよう
もし今より聴覚が衰えて聞こえなくなったとしても、ボディーランゲージを使った方法は、愛犬とよいコミュニケーションが取れるのでおすすめです。
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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