犬と暮らす
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犬はみんな食いしん坊! 食べる量を管理しないと大変なことに…
愛犬がモリモリとご飯を食べている姿は可愛らしいものですが、食べ過ぎは肥満につながるので注意が必要です。そこで今回は、犬の食欲をコントロールする方法をご紹介します。愛犬の食欲を上手にコントロールして、健康管理に役立てましょう!
犬は満腹になっても食べ続ける動物!?

まず知っておいてほしいのが、犬には『食べられるときにたくさん食べて、食べられない事態に備える』能力があるということ。
そのため、満腹になったからといって食べることをやめる犬は少なく、飼い主さんが与えた分だけ食べてしまうのです。
もちろん、食欲があることは健康的ですし、食べたい気持ちを満たしてあげることは大切です。しかし、食べ過ぎると肥満につながり、健康を害するおそれもあります。
愛犬の健康のためには、飼い主さんがしっかりと食欲をコントロールしてあげる必要があるでしょう。
ご飯やおやつの回数を増やし、食べたい気持ちを満足させる!

食欲が旺盛な犬の場合、適量の食事を与えていても「もっと食べたい!」とアピールしてくることもあるでしょう。そんなときは、1回に与えるご飯やおやつの量を減らし、回数を増やして与えることで、食べたい気持ちを満たしてあげるのがポイントです。
食べたい気持ちを満足させるコツ
・1回のご飯を半分にし、食事回数を倍にする
食事の回数が増えれば、犬にとって楽しい時間が増えるので満足度が上がります。1回の食事量を半分にして回数を倍にしたり、少しだけ飼い主さんの手から与えたりして、回数を増やしてみましょう。
・おやつは細かくして、与える回数を増やす
何度でもおやつを食べたがる犬には、1つのおやつを細かく切って、与える回数を増やしてみてください。そうすることで、同じ量を与えていても犬はたくさん食べた気分になり、満足度がアップしますよ。
愛犬に求められるがままに食べ物を与えないことが大切

このように、ご飯やおやつの与え方を工夫するのはとてもよい方法ですが、愛犬の食欲をコントロールするためには、大前提として“求められるがままに食べ物を与えない”ことが大切です。
飼い主さんをツンツンしたり、おやつがある棚の前で吠えたりと、上手にアピールする犬もいますが、それに応じてしまうと、肥満や病気の心配はもちろん、要求吠えなどがエスカレートすることも。
1日のご飯やおやつは、きちんと量を決めて与えましょう!
参考/「いぬのきもち」2019年1月号『子犬に必要なしつけとお手入れを紹介!さいしょの一歩(しつけ)食フン・マーキング・食欲 犬の生態を踏まえた困りごと解決』(監修:家庭犬しつけインストラクター 「SKYWAN!DOG SCHOOL」代表 井原亮先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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