犬と暮らす
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量や頻度、置く場所は?「犬の飲み水」の正解をおさらい!
犬は暑さに弱い動物なので、夏場は特に「飲み水」に注意が必要です。また、水の飲ませ方を間違えると、体調不良の原因につながることも……。
ここで一度、犬の飲み水に関する基礎知識についておさらいしておきましょう!
ここで一度、犬の飲み水に関する基礎知識についておさらいしておきましょう!
夏場は多め?「1日に与える水の量」をおさらい!
1日に与える水の量の目安は、体重1kgあたり50ml前後と考えておくとよいでしょう。つまり、体重5kgの犬の場合は、250mlを目安に毎日水を飲ませるようにしてください。
ただし、季節や運動量などでも1日に必要な飲水量は変わってくるため、目安量の20%前後多かったり、少なかったりする分には問題ありません。なお、ウェットフードや水分が多い手作り食を主食に与えている場合は、目安量より少なめでもOKです。
夏場は体温を下げるためにハァハァと呼吸する「パンティング」が増え、体内の水分量が通常よりも多く消費されます。そこで、どの犬も目安量より多めに飲ませてあげるようにしましょう。
ただし、季節や運動量などでも1日に必要な飲水量は変わってくるため、目安量の20%前後多かったり、少なかったりする分には問題ありません。なお、ウェットフードや水分が多い手作り食を主食に与えている場合は、目安量より少なめでもOKです。
夏場は体温を下げるためにハァハァと呼吸する「パンティング」が増え、体内の水分量が通常よりも多く消費されます。そこで、どの犬も目安量より多めに飲ませてあげるようにしましょう。
好きなときでOK?「水を飲ませるタイミング」をおさらい!
水を飲ませるタイミングは、基本的に犬が飲みたいときでOK。そのため、犬がいつでも自由に水が飲めるように、水飲み場をつくってあげることが大切です。
それに加えて、就寝中に減った水分を補う目的で寝起きに、歯についた食べカスを洗い流す意味で食後に、また、運動後はパンティングで体内の水分が減るので、水を飲むよう促してあげるとよいでしょう。
それに加えて、就寝中に減った水分を補う目的で寝起きに、歯についた食べカスを洗い流す意味で食後に、また、運動後はパンティングで体内の水分が減るので、水を飲むよう促してあげるとよいでしょう。
ハウスだけでOK?「水の置き場所」をおさらい!
犬の水飲み場は、愛犬のハウスと飼い主さんがよくいる場所に作ってあげるのがおすすめ。犬もその場所で過ごすことが多いでしょうから、いつでも自由に水を飲むことができるはずです。
また、目が行き届きやすくなるので、水の減りや汚れに飼い主さんが気づきやすいといったメリットも。ただし、日当たりのよい場所は、水が傷みやすいので避けてください。
また、目が行き届きやすくなるので、水の減りや汚れに飼い主さんが気づきやすいといったメリットも。ただし、日当たりのよい場所は、水が傷みやすいので避けてください。
何製が安心?「犬にピッタリの水用容器」をおさらい!
水の容器は愛犬の口の大きさに合った、陶器製かステンレス製のボウルがおすすめです。プラスチック製だと、まれにアレルギー反応が出る犬も。
また、給水器も便利ですが、先端部分を清潔に保たないと水が出にくくなることがあるので注意しましょう。
また、給水器も便利ですが、先端部分を清潔に保たないと水が出にくくなることがあるので注意しましょう。
1日何回がベスト?「水を取り替える頻度」をおさらい!
水を取り替える頻度は1日2回が目安。特に夏場は傷みが気になるので、“最低でも”2回は取り替えてあげましょう。
朝夕の食事の前や、散歩から帰って水を飲ませる前など、決まったタイミングで取り換える習慣をつけると忘れにくくなります。なお、水の取り換えと同時に、容器を洗うことも忘れずに行ってください。
朝夕の食事の前や、散歩から帰って水を飲ませる前など、決まったタイミングで取り換える習慣をつけると忘れにくくなります。なお、水の取り換えと同時に、容器を洗うことも忘れずに行ってください。
犬にとって飲み水は、毎日の食事と同じように大切です。飲み水の基本事項をしっかりとおさえ、愛犬の健康管理に役立てましょう!
参考/「いぬのきもち」2018年8月号『毎日どのくらい飲めばいい?カラダに入った水の行方は?愛犬の飲み水のコト』(監修:Animal Life Partner代表 獣医師 ペット栄養管理士 往診動物病院アニマルライフパートナー院長 田中動物病院非常勤 丸田香緒里先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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