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愛犬の「裏をかく」のがコツ!“興奮して吠える”を直すテク3つ

興奮グセは、吠え問題に直結します!

犬は、嬉しいことや嫌なことが起きる前に興奮して、結果吠えてしまう動物です。
つまり、興奮をさせなければ吠えも予防できるというわけなのですが、どうやって愛犬の興奮を止めるべきか…?
それには愛犬の“裏をかく”のがおすすめです。
犬は、飼い主さんの行動パターンを先読みして興奮する例が少なくないため、行動パターンをあえて崩して愛犬の連想の裏をかくことで、興奮を防ぐのです。
吠えの大元の原因となる“興奮”を止めて、困りごとを丸っと解決してみましょう。

「リード=散歩」と思って大興奮する犬の裏をかく!

「リードを出す→リードをつける→散歩に行く」という行動パターンを続けていると、愛犬はリードを見ただけで「散歩だ!」と連想し、大興奮してしまいます。
なので、その連想を打ち消すために、リードを出したら犬にはつけず、飼い主さんの体にかけてみましょう。
リードを飼い主さんの体にかけた時点で、愛犬はすでに拍子抜けするはずですが、さらにそのまま犬にはかまわず家事をしたり、読書をしたりしてみましょう。
犬は「なぜ散歩に行かない?」と思うはずです。
何度かこれを繰り返すことで、犬の中にある「リード=散歩」というイメージが崩れ、リードを見ても興奮しにくくなります。

「クレート=動物病院」と思って大騒ぎする犬の裏をかく!

「クレート(箱形のハウス)を出す→入れられる→閉じ込められる→動物病院に行く」という行動パターンを続けていると、動物病院が苦手な犬の場合、クレートを見ただけで吠える、逃げる、暴れるの大騒ぎに……。
動物病院に行かないまでも、「クレート=閉じ込められる」という印象をいだいている犬も、やはりそれを見ただけで興奮する可能性が高いです。
この場合、愛犬の連想の裏をかくには、「クレート出しっぱなし作戦」が〇。
クレートは、ふだんから犬のいる部屋に出しておきます。
まるで家具やオブジェのようにクレートを置いておけば、いずれ愛犬はそれに見慣れ、とくに嫌がったりしなくなるはず。
加えて、クレートのなかでおやつやゴハンを食べさせて、クレートにいいイメージをつけましょう。
繰り返せば、クレートを見て大興奮するどころか、自分から入っていって休むほど「クレート=落ち着ける空間」になるはずですよ。

「メイク=留守番」と思って騒ぎ立てる犬の裏をかく!

愛犬を置いて出かけるときだけお化粧をするのが習慣になっていると、愛犬はひとりぼっちで留守番させられることを悟り、大騒ぎする場合があります。
そこで、お化粧をしても出かけない日も設けてみて。
裏をかかれた愛犬は、「飼い主さんがお化粧をしても、いっしょにいられることもあるんだ」と思うようになり、飼い主さんの外出前に大興奮することがなくなります。

いかがでしたか?

愛犬は飼い主さんの行動をとてもよく観察しているため、行動を先読みするのも得意です。
ただ頭脳プレーでは負けないよう、ときには愛犬の裏をかいて、困りごとを防ぐようにしましょうね!

参考/「いぬのきもち」2017年1月号『子犬の興奮を止める秘伝しつけ5』(監修:しつけ教室DOGLY代表 荒井隆嘉先生)
文/h.taco
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