犬と暮らす
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犬はなぜ吠える? 生態を知れば解決する「困った吠え」
よく聞くのが、「いつも犬が吠えているので近所の迷惑になりそう」という飼い主さんの悩み。
犬はもともと、吠えるのが得意な動物です。ただ、飼い主さんなら吠える声に慣れている方も多いかもしれませんが、飼っていない人にとっては、犬の吠える声は迷惑に感じてしまうことも。いくら大切な家族でも、まわりに迷惑をかけるほど吠えてしまう場合は、改善が必要です。
ここでは、吠える犬の気持ちと解決法を紹介しましょう!
犬が吠えるのは感情表現のひとつ
人の場合、言葉や表情、ジェスチャー(身振り手振り)などが一般出来ですね。犬の場合、しっぽを振ったり、お腹を見せたり、飼い主さんの目を見つめたりするなどして、うれしさや、悲しみ、怖さなどの感情を表現します。そして、犬が吠えるのも感情表現のひとつです。
では、犬はどんなときに、どんな気持ちで吠えるのでしょうか。次からは、「おねだり吠え」、「警戒吠え」の2パターンを紹介しましょう。
おやつが欲しくて吠える「おねだり吠え」
ほかにも、サークルから出してほしくてジャンプしながら吠えるなど、犬が自分の欲求を叶えてほしいときに吠えるのが「おねだり吠え」です。犬が「おねだり吠え」をしているときに「吠えやむなら……」と、おやつを与えてしまう飼い主さんもいらっしゃると思いますが、そうしていると毎回のように吠えてしまうでしょう。
何度か繰り返しているうちに、しだいに吠えにくくなっていくでしょう。
見慣れない人や動物に吠える「警戒吠え」
犬の「警戒吠え」は、おやつを使って慣れさせたり、見せないようにすることで警戒心を払拭しましょう。
いかがでしたか?
吠えた犬を叱っても吠えなくなるとは限りません。正しくしつけて、飼い主さんにも犬にもストレスのない暮らしにしてくださいね☆
参考/「いぬのきもち」2018年12月号「さいしょの一歩 犬の生態をふまえた困りごと解決」(監修:家庭犬しつけ教室「SKYWAN! DOG SCHOOL」代表 井原亮先生)
文/UTAにゃん
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