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犬の「毛染め」は、かわいい?かわいそう? リスクについて獣医師の見解は

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愛犬に「かわいい洋服を着せる」ということは、みなさんもよくやっていることでしょう。では、「犬の毛染め」については、どのような意見をお持ちでしょうか?

そこで今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「犬の『毛染め』を見たときに、どう思うか」について、アンケート調査を実施してみることに。

8割超えの飼い主さんが「かわいそう」と思っている!

グラフ:犬の毛染めをどう思う?

その結果、飼い主さんの84%が「かわいそうと思う」と回答しました。多くの飼い主さんが、かわいそうと思っているようですが、どのような理由でそう思っているのでしょうか…?

この記事では、飼い主さんたちから集まった回答の一部を紹介します!

健康被害やストレスが心配…

洋服を着る犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬の毛染めをかわいそうと思っている飼い主さんからは、「皮膚などにダメージがあるのでは…」「必要がないのにやっても、犬のストレスになるだけでは…」などという意見が多く見られました。

  • 「染める時間の待ち時間や、生まれ持った毛色をわざわざ変えるなんてかわいそう」

  • 「毛染めの際、嫌なニオイがするのに、人間でも嫌なのに犬はもっと辛いだろうなと思う」

  • 「一匹一匹の個性なので毛染めは反対です。かわいそうだと思います」

  • 「人間でも髪にダメージがあるのだから、犬の毛にもダメージがあるのでは?」

  • 「毛染めをしている時間、犬は不必要な我慢を強いられている」

  • 「毛や皮膚によくないとも思うし、動物はそのままの状態がそのコにとってベストだと思うから」

洋服を着るマルチーズ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

  • 「毛を染めるための薬剤は100%の安全が保証されているわけではないし、人間のものですら染めた後に髪や皮膚に痛みや痒み、赤みなど何らかの異常が出るのだから、人間のエゴで犬の毛や皮膚にダメージを与えるような行為は虐待だと思う」

  • 「人と違って動物はデリケートです。生態本来の状態を変えるなら、それ相応の理由なしにはすべきではないと私は思う。ワンちゃんは、『飼い主が喜んでるから…』と健気に思っているかもしれませんが、見ていて辛い」

  • 「洋服も賛否ありますが…毛染めに関してはまったく必要ない。見た目だけの問題だと思うから。どんなに安全な物を使っていたとしても、やらないほうがもっと安全だと思う」

  • 「わざわざカラーする必要ないと思う。お洋服か飾りで十分。人間は自分の意思でカラーリングしてる。犬はそんなこと望んでないし、カラー剤が目に入ったり、皮膚に炎症が出たらかわいそう」

たしかに、人の場合でも髪の毛を染めるとかなりのダメージがあるので、犬の毛染めも同じようなダメージがあるように感じてしまいますよね。

肯定派の人たちの声は…

クッションをくわえるゴールデン・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

少数ではありましたが「かわいい」と答えた飼い主さんからは、次のような意見がありました。

  • 「犬に負担がないのならば、飼い主の自己満足になるけど、別にいいかと」

  • 「かわいいけど犬は嫌がらなかったのかな? と思う」

  • 「犬に負担のない染料ならいいと思います」

  • 「部分的な場合はかわいいと思う。全身はかわいそうと思う。うちの子はやらない」

  • 「犬に負担がなければいいと思う」

「犬の負担にならないことが前提である」というような考えを持っている方が多い印象でした。なかには、「見ればかわいいと思うけれど、うちの子にはやらない」という声も。

毛染めのリスクについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生の見解は…

おもちゃを持ったまま眠るワイアー・フォックス・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

今回のアンケート調査で、飼い主さんたちからは、犬の毛染めについてさまざまな不安の声も多く寄せられました。毛を染めることは犬にどのような影響あるのか、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみると……

「犬の毛染めを肯定する意見には、『犬がかわいくなる』『周りからかわいがられる」など、飼い主さん目線のものが多いです。しかし、使うカラーリング剤によっては皮膚疾患やアレルギーを引き起こす可能性があることを、飼い主さんは認識しておく必要があるでしょう。

毒性が少ないものや、刺激性が少ないカラーリング剤を使用していれば問題ないと思われるかもしれませんが、犬は人より皮膚が薄くてデリケートです。そのため、刺激や乾燥に弱く、個体差はありますが皮膚のトラブルを起こしやすいことを理解しておきたいですね」

粗悪染料によって海外では死亡例も……

「じつは海外では、粗悪染料によって死亡する犬も多いです。毛染めをするなら、なるべく安全な薬剤の見極めや、毛染めを行う方法(ショップでするか、自分でするかなど)をしっかりと飼い主さんの自己責任で考える必要があります。

犬の毛染めは犬への愛情表現と思う人もいれば、虐待と捉える人もいて賛否両論あるので、一概には何とも言えないのが現状ではありますね」


獣医師さんも指摘するようにに、カラーリング剤により皮膚トラブルが起こりうる可能性があることを、飼い主さんは知っておきたいですね。

犬の毛染めに関して、飼い主さんからさまざまな声が寄せられましたが、みなさんはどのように思うでしょうか?


『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 愛犬家の皆さまに質問』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ

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