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「かわいそう」が命の危険に!犬をお留守番させる際に気をつけること
愛犬との暮らしの中で、どうしてもお留守番をさせなければならないこともあるかと思います。この記事では、犬をお留守番させる際に気をつけることをご紹介します。
「かわいそう」よりも安全なお留守番を

お留守番中は、思わぬいたずらや誤食事故を防ぐために、サークルなどの囲まれた広めのスペースで過ごせるようになると、飼い主さんも安心して外出することができます。
お留守番中の誤飲・誤食事故は、何をいつどれくらい食べたか予想がつきにくい緊急事態で、命に関わることもあります。
お部屋にフリーで待たせるお留守番方法もありますが、狭いスペースに閉じ込めることが「かわいそう」と感じても「安全」であることの方が、愛犬のためになることも知ってください。
犬が安心できて自由に動ける環境を整える

サークルなどの囲まれたスペースの中には、うんちやおしっこができるやや大きめのトイレトレー、ゆっくり休めるハウス、自由に飲める水飲み場を用意して、安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
季節によっては、冷房や暖房などの室温の調節、部屋の照明などもタイマーを使って行うと安心です。
お留守番する前と後のコミュニケーションが大切

お留守番をさせる前は、お散歩をしたり一緒に遊ぶなど、犬の体力を消耗させるとお留守番中に疲れて寝ていることもあるでしょう。
また、お留守番から帰ってきた瞬間は興奮させずに、少し犬が落ち着いた頃にいっぱい遊んだり運動させてあげるなどのコミュニケーションをしっかりとることが大切です。
犬を不安にさせるとお留守番が苦手になる
帰宅時の犬を興奮させない対応のように、お留守番の前にも注意することがあります。
例えば、玄関を出るギリギリまで愛犬に触れたり抱っこをする、「ごめんね、かわいそうだね」といった声かけを行うといった行動は、犬の気持ちを不安にさせてしまうのでNGです。
犬を不安にさせないために、外出する用意ができたら、かわいそうと思っても触ったり声をかけず、出かける様子を見せずにスーッと部屋を出て行きましょう。
お留守番に慣れるまでは飼い主さんも心配かもしれませんが、その緊張は犬にも伝わります。飼い主さんがリラックスして、まずは短い時間からお留守番の練習をはじめることをおすすめします。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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