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【新型コロナウイルス第2回犬猫調査】 「withコロナの中で不安なこと」や「対策方法」 愛犬との暮らし方を見直す飼い主さんも
飼い主さんの一番の不安は、5月調査時点と変わらず「自分が感染したら、愛犬・愛猫のお世話どうする?」
また、「感染が怖くて、十分な散歩に連れていってあげられないのが犬にとってストレスなのでは?」「帰宅後、すり寄ってくる猫をなでるのをまず(手を洗うまで)我慢してるが寂しいと思ってるのでは」など犬や猫への感染予防のために行っていることが、ストレスになっているのではないか?という不安を感じている声も聞かれました。
また、「自分や家族が愛犬・愛猫に新型コロナウイルスをうつしてしまうのでは」という不安も前回よりも多くなっています。

「飼い主が感染した場合の準備をしている」は微増だが「不安だが特に何もしていない」が70%を超える

準備の内容としては「親戚や、友人・知人など、いざという時の預け先を決めている」「フードや、衛生物資のストックをし、感染者と隔離できる別の部屋を準備している」「預け先などの情報を収集している」といったもの。さらに中には、愛犬・愛猫がよりストレスなく安心して過ごせるように「愛犬の生活習慣や食事、病歴や予防薬のスケジュールなど、愛犬のお世話に関することをノートにまとめた」という準備を進めている飼い主さんもいらっしゃいました。
また、東京都獣医師会のホームページでは、「新型コロナウイルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと」として、預ける立場・預かる立場双方の具体的な対策方法や準備すべきことをまとめています。
普段から、預かっていただく方に愛犬や愛猫の情報を伝えるなどのコミュニケーションをとるなど、工夫が必要になるのではないでしょうか。
動物病院の感染予防対策もあり、通院控えは徐々に少なくなる傾向に


「飼い主自身が感染を防ぐ」ということの徹底
緊急事態宣言が解除され、活動が再開されたことで自宅にいる時間も少なくなったこともあるためか、「スキンシップを増やした」方は減少(5月調査19.8%→7月調査15.4%)しています。

「withコロナ」が愛犬との暮らしを見直すきっかけに
飼い主さんの生活リズムの変化は犬にとっても暮らしの変化ににつながるので、日頃から愛犬の様子に気を付けてあげたいですね。
また、「愛犬に関して家族と話し合う機会が増えた」「飼い主さん同士の情報交換やコミュニケーションが増えた」「愛犬の普段の飼い方や費用について見直した」という方がわずかですが増加傾向に。「withコロナ」が愛犬との暮らしを見直すきっかけにもつながっているようです。

愛犬の防災対策をしている人は約半数

なかでも「フードや避難グッズを用意している」が一番高く36.1%、「ケージやキャリーケースに普段から慣れさせるようにしている」が23.7%、「愛犬との避難方法について考えている」が21.6%という結果でした。
ケージやキャリーケースに慣れさせておくと、いざ避難をする際にも、犬のストレスを軽減してあげられることもあり、普段の生活から無理なく慣れさせてあげるようにしましょう。
それ以外の犬の飼い主さんの防災対策として
・「地域の防災訓練に参加し、ペット要支援者の避難計画にたずさ わっている」
・「車中泊できる車に買い替えた」
・「避難所に行った時に周りの人に迷惑をかけない為に、吠えたりしないようにしつけている。また、避難所に行った時に顔見知りの方がいると安心するので散歩の際に挨拶などして、覚えてもらうようにしている」
などの声もありました。

withコロナ時代の新しい防災対策とは
一番多かったのは 「ペットと一緒に避難できる場所について知りたい」という声。
また、「ペットと一緒に避難できる場所の地図」「ペットフードや、お世話グッズは災害時に支給されるのか」「コロナ禍なのでできるだけ自宅にいたいが、避難所で必要なしつけについて知りたい」「ペットと一緒に避難できる場所の拡大と、コロナ禍での間隔をあけての避難所ができるのかどうか」など、コロナ禍以降での防災対策についての新たな不安やと情報不足についての声も挙げられました。
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、今後も情報「withコロナ時代の愛犬との安心できる暮らし」について情報発信を進めていきます。
アンケート名称:【いぬ・ねこのきもちWeb】第2回犬猫コロナ禍アンケート
アンケート実施期間:2020年7月10日~7月16日
回答方法:WEB、いぬ・ねこのきもちアプリ
総回答数:2,033名
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