犬と暮らす
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愛犬を店先で繋いで待たせる4つの危険性
買い物に来た飼い主さんがお店の前で愛犬を待たせているのですが、安全性などについて気になる人も多いのではないでしょうか。
犬をお店の前で繋いで待たせる行為の危険性について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。
犬を繋いで待たせる4つの危険性
①犬が危害を受ける可能性
また、犬が好きな人でも、勝手に食べ物を与えるような人もいるので注意が必要です。
②犬がさらわれる危険性
連れ去られてしまっては探しても見つかることは難しいです。とくに小型犬は簡単に連れ去ることができるので要注意です。
③犬が攻撃する可能性
小さな子どもなどは突然手を出すこともあり、びっくりしてしまうと攻撃してしまうことも。とくに警戒心の強い性格の犬では要注意です。
また、犬が好きな人だけとは限らないため、犬嫌いな人にとってはお店の前に犬が繋がれているだけで不安になったり、恐怖を感じる人もいます。
④リードが壊れたり、繋いでいるところが外れて犬が脱走する可能性
脱走してしまうと、迷子になってしまい帰ってこられなくなったり、交通事故の危険性も。命に関わる事態を引き起こす可能性もあり、大変危険です。
お店の前に繋がれて待つ犬の気持ち
飼い主の方は「すぐに戻って来るから」という意識でも、犬には言葉が通じません。いつ戻って来るかわからない不安な状態で、飼い主のことを待ち続けることになってしまいます。
獣医師が思う「犬を繋いで目を離すのが危険なワケ」
たとえば、通りすがりの人からおやつや食べ物をもらって知らない間に食べてしまったり、その場に落ちているものを拾い食いしてしまう可能性もあります。
そのように「慣れない物」を食べることで、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。
また、煙草の吸殻などの「食べてはいけない物」を誤食してしまうことがあり、中毒を引き起こし、最悪の場合には命に関わる可能性もあるのです。
愛犬の体調不良の原因に飼い主が気づけないことも……
原因がはっきりしないまま体調を崩した場合には、動物病院も適切な対処のしようがありません。
犬がパニックなることも
どうしても仕方がない状況もあるかもしれませんが、外に繋いだまま目を離すことはとても危険なことだと、飼い主さんはぜひ心に留めておいてくださいね。
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
再構成/いぬのきもちweb編集室
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