犬と暮らす
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犬が「飼い主さんを心配しているとき」に見せる仕草がある?

「犬は人の気持ちがわかるのかな」と思う瞬間ってありませんか? たとえば、飼い主さんが落ち込んでいるときに、それを察してなのかそばに寄り添ってくれている気がしたり。
犬は飼い主さんのことを心配するのかどうか、その真相をいぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!
犬は飼い主さんのことを心配するの?

ーー飼い主さんが落ち込んでいるとき、それを見た愛犬は心配するのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「飼い主さんが元気がないときやいつもと様子が違うときなど、愛犬がそれを感じ取ることがあります。
犬によってはそのようなとき、飼い主さんの顔をのぞき込んだり、心配そうな顔をすることがあります。
また、感受性が高い犬の中には、元気がなくなったり食欲が落ちてしまうこともあるようです」
ーー犬は、人の気持ちを察することができるのですね。
獣医師:
「犬は本来群れで生活する動物です。群れの中でうまく生活するためには、ほかの犬の様子を感じ取ったり、時には配慮する必要があります。
そのため、いつも一緒に過ごしている家族に対しても、同じように気持ちを察するのでしょう。
しかし、どの程度気にするかは個体差があるようで、飼い主を心配するしぐさをするコもいれば、我関せずといった様子のコもいますね」

愛犬が心配そうに顔を覗き込んできたり、心配そうな顔をして見つめてきたり……それは、飼い主さんのことを思っての行動かもしれません。
そんな愛犬の姿を見たら、もっと愛おしくなってしまいそうですね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
再構成/いぬのきもちweb編集室
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