犬と暮らす
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「散歩中、愛犬が人や犬にワンワン吠えて困っている!」 そんなとき、どうすればいい?
また、自転車に乗っている人に吠えることで相手を驚かせてケガをさせてしまったり、すれ違いで犬に吠えることで犬同士のケンカに繋がったりしたりしたら、大変です!
今回は、散歩中に愛犬が吠える場合の対処方法をお伝えします。
ほかの犬とすれ違うときに吠えるケース
吠えない距離をとる
吠える経験を積めば積むほど、愛犬の吠えは習慣化します。愛犬が吠えそうな状況は、飼い主さんが事前に察知して、なるべく避けるようにすることが大切です。
アイコンタクトをとりながら、すれ違う
アイコンタクトは、フードまたはおやつを握り込んだ手をあごの下に持って、愛犬の視線を飼い主さんのほうに向けさせます。最初は歩きながらアイコンタクトをとることは難しいですが、吠えない犬に育てるためにも、ぜひ覚えておきたいです。
アイコンタクトをとりながらすれ違って、相手を気にせずにすれ違えたらごほうびを与えましょう。
トリーツポーチがあると便利!
猫や自転車など、動くものを追いかけて吠える場合
フードまたはおやつを握りこんだ手に愛犬を注目させながら後ずさりして、猫や自転車と距離をとると吠えにくくなります。愛犬に猫や自転車を見せないようにできれば成功!
散歩に行こう! と家の中で吠える場合は?
吠えるきっかけをなくす
それは、飼い主さんがリードや散歩バッグを持つ姿などを見て「散歩に行ける!」と吠えているので、その思考回路を変えましょう。
たとえば、家事をするときや、テレビを見るときなど、散歩に行かないときにあえてリードを持って愛犬にそれを見せるのです。それを一日に何回も繰り返します。
そうすることで、犬も「リード=散歩」と思わなくなるので、吠えるきっかけがなくなり、徐々に吠えにくくなります。
散歩の時間をズラすのも効果的
その場合は、散歩の時間を日ごとで不規則にするといいでしょう。そうすることで、吠えるタイミングを失って、吠えにくくなります。
吠えグセ対策はあきらめずに取り組んで
参考/「いぬのきもち」2021年3月号『犬の気持ちがわかれば 吠え・噛み問題は解決できる!」(監修:東京・世田谷のしつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生
撮影/尾﨑たまき
イラスト/小倉隆典
文/ichi
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