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愛犬との外出先でのトラブルに注意!雨の日に気をつけたい3つのポイント

梅雨どきに入ると、雨による路面環境の悪化や、高温多湿という環境、この時期から花や実をつける植物など、お出かけ先ではもちろん身近なところでもトラブルが起こるおそれがあります。この季節に特に気をつけたい3つのポイントを見ていきましょう。

雨の日は地面が滑りやすい!路面でのケガに注意

傘の中にいる犬
Chalabala/gettyimages
雨が降って地面が濡れることで、普段よりも滑りやすくなってしまう場所には注意が必要です。滑ることで膝の十字靭帯(じゅうじじんたい)を痛めるなど、ケガにつながる場合も。とくに膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)を患っている場合は、悪化してしまうおそれがあるので注意が必要です。

例えば御影石やアーチ形の橋などは、雨の日は散歩コースから外すほうが無難でしょう。また、抱っこやカート、滑りにくい犬用の靴を利用するのもおすすめです。

油断は禁物!熱中症

雨の中遊ぶ犬
Aleksandr Zotov/gettyimages
真夏には犬の熱中症が多いことはよく知られていますが、実は梅雨どきも熱中症の発症が多い季節です。
犬が暑さを感じる温度は犬種によって異なるため、本格的に暑くなる前であっても、早めの段階から熱中症には注意していきましょう。
愛犬が過ごす環境の湿度や温度の設定は、愛犬がパンティングしないで過ごせるかどうかを目安に。
また、車などでの移動の際には、緊急時にすぐ使用できる保冷グッズを携帯しておくと安心です。なお、たとえ短時間であっても、犬だけを車内に残していくことはやめましょう。

中毒を起こしてしまうかも!花や果実の誤食

服を着たダックスフンド
Ирина Мещерякова/gettyimages
梅雨どきに美しい花をつけるアジサイや花菖蒲、旬の果物であるサクランボ。サクランボにいたっては実や種が地面に落ちていることもあります。

これらの花や果物は、愛犬が口にしてしまうと中毒を起こす危険が。アジサイは口にした量によって吐き気や下痢をもよおし、花菖蒲などのアヤメ科の植物も口にするとよだれが出て、嘔吐や下痢の症状があらわれます。
また、サクランボは種に毒性があるほか、種自体が腸に詰まる、軸部分で腸管を傷つける、というおそれも。

これらの植物の近くを通ったりする場合は、愛犬から目を離さず、誤食してしまわないように気をつけましょう。
季節の移り変わりのタイミングはさまざまな環境の変化が起こるため、愛犬がトラブルにあってしまうのを避けるためにも、あらかじめ把握しておくことが大切です。今回ご紹介した内容も参考に、これからの季節を安全に乗り切ってくださいね。
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『ジメジメした季節に起こりやすい体調変化に気をつけて 梅雨の不調から愛犬を守ろう!』(監修:東京動物医療センター副院長 南直秀先生)
文/kagio
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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