犬と暮らす
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注意して見てあげたい! 犬の「問題があるいびき」について獣医師が解説
犬のいびきとは?
「睡眠中にのどの周りにある筋肉がゆるみ、のど(上気道)が狭くなったとき、そこを通る空気が発する振動音がいびきです」
「人もそうですが、どんな犬でもいびきをかく可能性はあります。そのなかでも、鼻が短い短頭種(パグ、フレンチ・ブルドッグ、シー・ズーなど)などはもともと鼻の穴が狭かったり、のどの構造が長かったり(軟口蓋過長)などということから、いびきをかきやすい犬種です。
また、太った犬も、のどの周りに脂肪がついているため、上気道が狭くなり、いびきをかきやすいでしょう」
注意が必要な犬のいびきとは?
「鼻炎や鼻の中の異物、鼻腔内腫瘍などによってもいびきが見られる場合もあるので、注意して見てあげる必要があります。
そのため、犬の『問題のあるいびき』というのは…
- 今までいびきをかいていなかったのに、急にいびきをかくようになった
- いびきをかく音が大きくなった
「そうですね。また、いびきもかきながら鼻汁や鼻出血なども一緒に出るなどの症状が出た場合は、動物病院で診てもらったほうがよいでしょう」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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