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歯周病[ししゅうびょう]

歯周病の症状と治療、予防方法

解説

食べカスなどでできた歯垢、歯石内の細菌が歯肉(歯ぐき)に感染し、歯肉に炎症を起こす病気。歯ぐきの腫れや歯の根元の炎症、口臭、歯ぐきからの出血などの症状があらわれます。物を食べにくくなるので、食欲が減ったように見えることも。また、細菌が原因で内臓の病気になることもあるので注意。

原因

歯の表面や歯と歯の間の、食べカス、唾液、被毛など口腔内の汚れを放置し、不潔な状態にしてしまうことが原因です。口腔内の汚れが溜った物は、歯垢や歯石と呼ばれます。歯垢、歯石の中で細菌が繁殖すると歯肉に炎症をおこします。さらに放置してしてしまうとあごの骨を溶かすこともあります。

症状

歯石、歯垢が溜ってくると口臭が強くなったり歯肉から出血がおこります。病状が進むにつれて、食事の時に痛がる、歯を気にして前脚で顔をこするといった様子が見られることがあります。重症化するとくしゃみや鼻水、鼻出血、頬の腫れ、眼の下の膿、下顎の骨折といった口腔内とは別の場所にも症状が現れます。

診断

口臭、口腔内の詳細な検査、歯周ポケットの深さの確認、歯科レントゲンによる検査などを行って診断します。

なりやすい犬種

小型犬
短頭種
シニア犬

歯周病の治療

歯の表面や歯周ポケットに蓄積された歯垢や歯石を取り除く。重症例では抜歯。

歯周病の予防

歯石の原因となる歯垢や食べカスがたまらないように、毎日歯みがきをしましょう。
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