犬が好き
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「一緒にいる時間は限られているからこそお世話を大事にしたい」愛犬の数々の病気と向き合いながら、毎日を大切にする日々
お子さんの巣立ちが愛犬を迎えるきっかけに
「こんなに小さなコと仲良くなれるのかな?」と心配に思ったものの、帰宅する車の中で早くもなついてくれたといいます。以来、呼べばすぐに飛んでくるほど“ママ命”に!
ピクシーくんはすくすくと成長していきます。
「ピクシーは初めて迎えた犬で、とても頭のいいコ。ある日、私が料理中に包丁で指を切ってしまったときにはとても心配そうにしてくれたのを見て感激しましたし、犬のすばらしさをピクシーが教えてくれました」とピクシーママさん。
7才を機に、健康だった体にさまざまな変化が
病院では平静を保ったものの、帰宅してからは耐え切れず、お風呂で毎晩のように泣いてしまったというピクシーママさん。「私からピクシーを取らないで」と祈ることもありました。
そんなピクシーママさんの願いが通じたのか、経過がよいときもあり、少しずつ希望が持てる状況に。心臓に病を抱えつつも、毎日とても元気に過ごすピクシーくんを見て、「泣いてばかりではダメだな」と気持ちを切り替えたといいます。
その後も9才でクッシング症候群や原因不明の眼の病気、12才の冬には肝臓病を患うなど「若い頃は”健康優良児”だったのに、まるで病気のデパートみたい」とママ自身が思ってしまうほど病気が重なりつつも、今年の2月20日には無事13才を迎えました。
一緒にいる時間は限られているからこそすべてのお世話を大事にしたい
「ピクシーを迎えてから家の中が明るくなった気がします。私も主人との会話が今まで以上に増え、笑うことも多くなりました。ピクシーが歩く足音さえ、かわいいと思って笑顔になれるんです」
一緒に過ごす時間は限られているので、毎日のブラッシングやお散歩も大切な時間だといいます。
「ピクシーが元気で生活できることを神様からのプレゼントだと思っています。できるだけ長生きを目指して、日々を大切に過ごしていきたいです」
取材協力・写真提供/ピクシーママさん(兵庫県)
取材・文/青柳恵美香
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