1. トップ
  2. 犬が好き
  3. 連載
  4. 柴犬マロたん
  5. 柴犬マロたん、奇跡の大復活!昨年秋から始まった体調不良から回復までの道のり

犬が好き

UP DATE

柴犬マロたん、奇跡の大復活!昨年秋から始まった体調不良から回復までの道のり

いよいよ、ようやく、みなさんに報告できる日が来ました。マロたん、元気になりました!フードを残すようになった1月、おやつしか食べなくなった2月、何も食べなくなった3月、おやつなら食べるようになった4月、そして、ドライフードもしっかり食べるようになった5月。いやぁ、長かった。

食いしんぼう復活

なんとなく元気がないと感じ始めたのは昨年の秋頃でした。年齢のせいかなと思っていたさまざまな症状は、実はポリファーマシー(複数の薬による悪影響)と甲状腺の問題でした。病院に通っても悪化するばかりで、本当の原因に気づくまでには少し時間がかかりました。

毎日通院したあの日々が嘘のよう

マロたんの真の問題に気づいたのは、セカンドオピニオンで訪れた獣医師でした。以前の病院では甲状腺ホルモンT4が「正常値ギリギリ」だったので問題ないとされていましたが、セカンドオピニオンの先生が「この数値なら詳しく検査したほうがいいですよ」と教えてくれたのです。この先生の判断が、マロたんの生活を大きく変えることになりました。

明細書の山は勲章

振り返ると、いろいろな変化がありました。食餌内容が変わらないのに体重が増えたこと。なんとなく足取りが重そうで元気がなかったこと。お散歩で他のわんことすれ違っても以前のように興味を示さなくなったこと。そして、耳の脱毛や鼻先の毛が薄くなったこと。どれも小さな変化でしたが、今思えば甲状腺機能低下症のサインだったのです。

14歳、まだまだ行くわよ

犬の甲状腺機能低下症は、症状が多岐に渡り、老化と間違えられることも多いそうです。また、検査値が「ギリギリ正常」という「グレーゾーン」のケースは見逃されがちだということも分かりました。わたし自身も「もう14歳だし、歩くのがゆっくりになっても仕方ないかな」と思っていましたが、違ったようです。老化のせいだと諦めてしまう前に、きちんと検査することの大切さをこの経験から学びました。

寝顔もおだやか

今では「お散歩」と声をかけると、耳をピンとさせて玄関まで急いで行きます。道で他のわんこに会うと挨拶をし、時には遊びたそうな仕草も見せるようになりました。以前は途中で疲れてしまっていたのに、今では最後までしっかり歩けるようになったのです。特に3月は調子が悪く、お散歩の帰り道はほとんど抱っこしていたことを思うと、この変化にはびっくりです。

耳の毛も生えますように

毎日一緒に過ごす飼い主だからこそ、マロたんの小さな変化に気づく責任があるのだと感じています。そして、何か違和感に気づいたら、別の専門家の意見を聞く勇気も大切。「年だから」と諦めずに、そして時には「セカンドオピニオン」を大切にすることの重要性を、マロたんとの日々が教えてくれました。適切な医療との出会いがあれば、ハイシニアになっても、思った以上に生き生きと過ごせることを、今のマロたんの姿から実感しています。

雨の日の散歩も楽し

今朝もマロたんは玄関で期待に満ちた目でリードを見つめていました。「お散歩行く?」と声をかけると、いつもは微動だにしないしっぽを小さく振るような仕草を見せました。マロたんの足音を聞いていると、諦めなければ幸せな時間はこれからも続いていくのだなと、心から思います。
CATEGORY   犬が好き

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬が好き」の新着記事

新着記事をもっと見る