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捨てられた傷病犬やシニア犬を救う「アニマルプロテクション」 vol.1

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神奈川県動物保護センターを中心に、傷病犬やシニア犬たちを優先的に救い続ける「アニマルプロテクション」の活動を紹介します。

※保護犬、飼い主さん、お話を伺った方々の情報は2017年3月10日現在の情報です

動物たちにつらい思いをさせたくないという一心で活動を続ける

平成26年度より3年連続で犬の殺処分ゼロを達成。現在も継続中なのが神奈川県動物保護センターです。多くの命を救うため、同センターには多くのボランティア団体が協力していますが、なかでもたくさんの犬を引き出して(センターに収容された動物を、救出・治療・譲渡などを目的として一時的に預かること)いる団体が「アニマルプロテクション」です。

アニマルプロテクションがセンターの中から優先的に救い出すのは、問題行動等で手がかかったり、治療費がかさむなど、飼い主を見つけにくいと思われがちな傷病犬やシニア犬です。命の火が消えようとしている犬も、家で見送りたいからと、代表は躊躇(ちゅうちょ)せず自宅へ連れて帰ります。すると犬たちは驚くほどの生命力を見せ、みるみるうちに元気になることも多いそう。

「そんな犬たちが引き取られ、新しい飼い主さんのところで元気に暮らしていることを聞くと、どんな状態でもあきらめてはいけないとつくづく感じます」

と話す代表の原さんは、この日も病気を抱えた3頭の小型犬をセンターから引き出し、病院へと連れていきました。

センターにはほかにも多くの犬が収容されているため、引き出す順番を考えるのは大変なことです。とくに寒い時期、暖房もままならない施設で数日の差が命取りとならないよう、代表とボランティアスタッフの平本さんは、センターの職員さんと密に連絡を取り合いながら、定期的に足を運んでいます。

しかしどんなにがんばって引き出しても、センターの収容頭数は常にギリギリの状態なのが現状です。いつかまた殺処分を行わないといけない状況になるかわかりません。「動物たちにつらい思いをさせたくないという一心で活動を続けてきました」と代表。現場を多く見てきた彼女は、忙しいながらも最近はセミナーの依頼なども引き受けています。現状を伝えて、悲しい思いをする動物たちが一頭でも減るように、言葉でも思いを伝えるようにしているのです。


センターには捨てられたり迷子になったりした犬がたくさん収容されている (撮影/尾﨑たまき)


アニマルプロテクション代表の原さん。傷病犬やシニア犬を含め、目の前の命と真剣に向き合い、救出、治療、譲渡を行う (撮影/尾﨑たまき)

2回目の記事はコチラから>>

いぬのきもちWEB MAGAZINE|保護犬の一時預かりボランティアって? 2組の家族と保護犬の暮らし vol.2


出典/『いぬのきもち』2017年4月号
取材・撮影・文/尾﨑たまき

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