犬が好き
UP DATE
耳が遠い、それもいとおしい【連載】おばあちゃん犬がやってきた 第10回
我が家は、新しい家族の一員として、15歳のおばあちゃん犬を迎えました。
ところで、犬と暮らす皆さん。飼い主として、愛犬を呼ぶと駆け寄ってきてくれるって、とても嬉しい瞬間ですよね。
うちのシロさんの場合、その駆け寄り方がちょっと独特なのでご紹介しましょう。
そんな微笑ましい光景をイメージされると思いますが、実際にはこうです。
そう、暮らし始めてから気付いたのですが・・・シロさんは耳が遠い!
私がドアの向こうから呼んだと思っているのでしょうか?こんなに近くにいるのに全く気付いてくれないなんて・・・
可愛すぎます。シニア最高かよ。って感じです。
ドアの前で楽しそうに待つシロさんの姿を見ながら、私の帰りを待つシロさんの姿を想像すると、かわいくて、うれしくて。これは、少しでも早く帰らなければ。
やっぱり年には敵わないね。そんな姿も愛おしく思えた瞬間なのでした。
一度玄関がガチャっと開く音がすれば飛び起きて必ずお出迎えしてくれます。
帰宅時に玄関にシロさんの気配を感じるようになって、帰宅することが楽しくなりました。
我が家の番犬、いや、我が家の可愛い可愛い受付嬢。これからもよろしくね!
登場人物・犬猫
作者「tamtam」プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
UP DATE