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暑さに負けない!愛犬のための快適な寝床づくり
特に夜は、きちんと対策をしないと睡眠不足に陥ってしまうことも。今回は、 暑い時季に実践したい犬にとって快適な寝床づくりについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生にお聞きしました!
夏の夜、エアコンの必要性は?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「日中はエアコンをつけているけれど、夜にはタイマーなどでエアコンを切ってしまうというご家庭も多いかもしれません。しかし、室温や湿度が高くなると、犬にとっては蒸し暑く寝苦しい状況に。体を冷やさない程度に、睡眠時もエアコンをつけておくとよいでしょう」
最適な寝床の配置場所って?
獣医師:
「エアコンが直接当たるところは涼しいですが、冷えすぎて風邪をひいたり乾燥したりしてしまうことも。また、エアコンの音が原因で睡眠の質を下げてしまうこともあります。エアコンの風量を弱めに設定し、冷気が直接当たらない場所に寝床をつくってあげることが大切です。
寒いときには無理に我慢をさせないように、自分で環境を選んで移動できるようなスペースをつくってあげると、より快適に眠れるでしょう」
睡眠時、飲み水はどのように用意すればいいの?
獣医師:
「ケージで寝る場合には、ケージの中に必ず水を用意してあげましょう。ケージの外で寝る場合は、いつも水を飲む場所に置くか、寝る場所の近くに水を用意してあげられると安心です。また、朝になって空になっている場合は、水の量が足りないのかもしれません。翌朝まで十分に飲めるよう、多めの水を用意してあげましょう」
愛犬の寝床で工夫できる暑さ対策は?
獣医師:
「愛犬用のベッドをひんやりする素材のものにしたり、硬い場所が好みであれば、フローリングやアルミ素材の硬いマットを使えるように置いてあげたりするとより快適に。
ずっとひんやりと冷たい場所にいるとおなかを壊してしまうコもいるため、涼しい場所とそうでないところを愛犬自身が選べるように寝床を整えてあげるとよいでしょう」
快適な寝床づくりで、愛犬にぐっすり眠れる毎日を
取材・文/いちのへ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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