犬がヘビやマムシに咬まれたらどうすればいい？犬のヘビ咬傷の症状と対処法

犬が散歩中などにヘビやマムシに咬まれて、顔や体などが腫れてしまうことがあるそうです。

では、もし犬がヘビに咬まれた場合はどのように対処すればよいのでしょうか？

「犬のヘビ咬傷の症状と対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

犬がヘビに咬まれやすいのはどんなとき？

犬がヘビやマムシに咬まれたらどうすればいい？犬のヘビ咬傷の症状と対処法いぬのきもち — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ヘビやマムシは、山林だけでなく水辺の草むらや田畑に広く生息しています。

犬が咬まれるシチュエーションとしては、散歩中に草むらや田んぼに入り込んだときにヘビに気づかずに踏んでしまったりして咬まれることが多いです。

犬にとって特に危険なヘビは3種類

日本国内で特に注意すべきヘビは、マムシ、ヤマカガシ、ハブの3種類です。これらのヘビは毒を持っているため、より傷が重篤化する傾向があります。

犬がヘビに咬まれたときにみられる症状

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犬がヘビやマムシに咬まれると、咬まれた場所の痛みや腫れがみられます。その他にも出血や皮膚の変色、食欲不振、元気消失などがよく起こります。

重症化した場合、呼吸困難、意識低下などに陥ってしまうこともあります。

犬がヘビに咬まれた場合の対処法

愛犬がヘビやマムシに噛まれた場合は、落ち着かせてあげながらできるだけ早く動物病院に連れて行きましょう。咬まれた箇所を強く圧迫したり、毒を吸い出したりする行為は危険なので避けてください。

愛犬がヘビに咬まれないために注意すること

愛犬がヘビやマムシに咬まれないようにするためには、散歩中に草むらや藪、水辺などの見えづらいところに犬が入ってしまうのを避けることが大切です。

このためにも、愛犬のリードをなるべく短く持ち、飼い主さんの目の届く範囲で行動させましょう。また、夕方から夜間の散歩はヘビの動きも活発になるため注意が必要です。

犬にとってヘビやマムシは危険な生き物です。もしヘビに遭遇したら、愛犬が興味を持たないように速やかにその場を離れましょう。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください