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開発にかける思いがアツい!ペットフードの研究所・工場の規模とこだわり

「ヒルズ」、「ネスレ ピュリナ ペットケア」、「マースのウォルサム®」、「ロイヤルカナン」などの研究所や工場について、ふだん私たちがあまり知ることのない「これはスゴイ!」という規模やこだわりをご紹介します!

「ヒルズ」の研究所は広さ180エーカー。東京ドーム約15.6個分!

 アメリカのカンザスにあるヒルズの研究所「ヒルズ・グローバル・ペットニュートリションセンター」は、180エーカーの敷地があり、これは東京ドーム約15.6個分! 世界最大級の規模と最新設備の中、150人を超える獣医師、栄養学者、科学者、技術者が日々研究、開発に取り組んでいます。また敷地内では450頭の犬と450匹の猫が商品開発のパートナーとして暮らしています。

「ネスレ ピュリナ ペットケア」の研究施設は世界に7カ所。ペット専用の研究開発員が500人!

 1926年に世界初のペットの健康・栄養の研究所を創立し、現在世界に7カ所のペット研究開発施設をもつネスレ ピュリナ ペットケア。これまでに犬と猫の理想的な体型についての研究、世界初となる食事と寿命の関連性の証明などを行ってきました。アメリカの最大の施設は東京ドーム約11.5個分! 犬猫を飼育し、500人ものペット専用の研究開発員が、健康、栄養状態、嗜好性などの研究を重ねています。

「マースのウォルサム®研究所」は600以上の学術論文を公表!飼育ペットの住環境は人もうらやむほど!

 多数のブランドをもつマースの研究機関、ウォルサム®研究所は1965年の設立以来、栄養と健康に関する科学的な研究をリードし続け、600以上の学術論文を公表。ここでは約45万㎡の敷地内に暮らす、研究を支えるペットたちを豊かな環境でケアすることが重視され、いたれりつくせり。人もうらやむほどの生活なのだとか。

日本ペットフードの静岡工場は日本最大級!操業以来の製造重量はビタワン大袋地球3周分!

 国産初のドッグフード「ビタワン」を製造した日本ペットフードの静岡工場は敷地約7万㎡。日本最大級の規模、生産量を誇ります。操業を開始した1972年から同社創立50周年の2010年までで、総重量160万4327トンのフードを製造。これは同社の「ビタワン」の8kg袋を縦に並べた長さに換算すると、なんと地球を約3周もする距離になります。(※『日本ペットフード創立50周年』の2010年の概算より)

「ロイヤルカナン」は猫種・犬種の特徴等を考え最適なキブル(粒)を数百種類の中から選択している!

 ロイヤルカナンのフードは猫種、犬種ごとの身体的特徴や栄養要求に応じてキブル(粒)の形や大きさが異なります。開発段階では最も適した大きさ、形、食感を研究するため、数百種類のキブルを試すこともあります。
たとえばラブラドールは早食い(一気食べ)の傾向が強いため、早食い防止になるようなキブルの形を観察して研究。ラブラドール用のキブルにしたことで噛んで食べるようになり、満腹感も得られるようになりました。このような摂食テストを繰り返し行って製品化されるのです。

引用元:いぬのきもち『ドッグフード大事典』
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