犬と暮らす
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「犬の引っ張りグセ」が直せるって知ってた? 犬のホンネを知ろう!
飼い主さんを悩ませる愛犬の問題行動ですが、愛犬は飼い主さんを困らせようとしてしているのではありません。どうしてその行動をするのか、そのときの愛犬の気持ちを正しく理解すれば、おのずと対処法もわかります。
ここでは、散歩中の引っ張りグセの対処法について、犬の気持ちをホンヤクしながら、しつけトレーナーの西川文二先生に解説していただきました。(画像の中では、ホンヤクした愛犬の気持ちにホをつけて紹介しています)
「リードを引っ張る!」をホンヤク
「散歩は、自分の自由に進んでいいものと誤解」
犬は経験すればするほど、それが当たり前になる動物。そのため、散歩中いつも自由に歩かせていると、それが当たり前になって、常に行きたい方向にリードを引っ張ったり、好きな場所で勝手にニオイかぎするように。
こうしよう! 引っ張られたら、リードをおへその前で握って止まる
リードをおへその前で両手で握ります。進めなくなった犬は、最初は戸惑いますが、しだいに落ち着いて飼い主さんを見上げるように。リードをたるませ見上げてきたら、ほめて飼い主さんから歩き出して。
犬は自分にとってイイコトが起きるか、または嫌なことがなくなるか、そのどちらかを判断して行動しています。愛犬の気持ちを正しく読み取り、対処できるといいですね。(西川先生)
お話を伺った先生/しつけスクール「Can ! Do ! Pet Dog School」代表 西川文二先生
参考/『いぬのきもち』2020年5月号「愛犬の気持ちをホンヤクします!」特集
写真/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
※この特集では、犬の気持ちを分かりやすく伝えるため、擬人化して表現しています。ただし本来犬は、人の言語を使ってものを考えたり、話したりすることはありません。
※モデル犬には、困りごとを演じてもらっています。
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