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犬の食事、何を与えたらいいの?フードの選び方・保存法
「総合栄養食」の記載のあるドッグフードを主食に
さまざまな食品を選んで食べられる私たちと異なり、同じフードを食べ続ける犬には、少しの栄養バランスの崩れも、長期的には大きな問題となります。主食には、必須栄養素を必要量網羅した「総合栄養食」を。ドライタイプ、ウエットタイプなど、さまざまな食感のものがあるので、好みや特徴に合わせて選ぶことが健康維持のコツです。
また、おやつはフードの必要量の10~20%程度までにして、おやつを与えた分、主食を減らします。
親が子に食べ物を教える時期。偏りのない食体験をさせたい
犬は、離乳期に口にした食べ物の経験が、その後の食の好みに影響を与えやすいようです。ライフステージの変化によるフードの切り替えや、療法食への切り替えの可能性のためにも、成長期用のフードの中からいろいろな舌触りや風味のものを体験させるとよいでしょう。
開封したら傷まないように保存。開封前も気を付けて
ただ、期限が過ぎたらすぐに食べられなくなるわけではありません。微生物やカビなどが繁殖するのは湿度が高い場所ですが、ドライフードは水分が少ないためです。しかし、脂肪酸などの成分が酸化しやすいので、開封したらできるだけ空気が残らないように、しっかりと封をして冷暗所で保存しましょう。結露するおそれがあるため、冷蔵庫には入れないでください。
ウエットフードは、開封後に傷むのが早いのが特徴。1回で使い切れないときは冷蔵庫で保管し、2~3日中に使い切ります。
別の容器に移し替えてすぐ冷蔵庫に保存。2〜3日中に消費。やむを得ない場合には冷凍保存しましょう。
●ドライフード
直射日光が当たらず、温度変化の少ない場所に保存。冷蔵庫に入れると、結露でカビが生えることがあります。
引用元:いぬのきもち『愛犬の栄養学事典』
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