犬と暮らす
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そのしぐさで早期発見してあげて“なにか変!?”で気づく愛犬の病気
愛犬のSOSに気づいて、健康を守りましょう!
愛犬の行動・しぐさが“なにか変!?”
【しょっちゅう足をなめる】
指間膿皮症、爪・肉球まわりのケガ
アトピーやアレルギーなどの皮膚疾患
犬は痛みやかゆみがあると、その部分を長時間なめ続けます。
足の裏にある分泌腺(ぶんぴつせん)が蒸れて炎症を起こす指間膿皮症や、爪が取れて出血したところからバイ菌が入ってただれているため、なめているのかも。
いずれの場合も、なめると雑菌が入ってさらに悪化したり、毛も汚れて悪循環になるので、気づいたら早めに受診しましょう。
《早期発見のポイント》気にしている部分の毛をかきわけて
一時的なかゆみや単なる毛づくろいでなめている場合も多いですが、ふだんから愛犬のなめる頻度やなめる部分を飼い主さんが気にかけることが大切。
肉球の間、指の間の奥の炎症はパッと見ではわかりづらいので、毛をかきわけて皮膚に腫れや赤みなどがないかよく観察して。
【前足で頻繁に目をこする】
結膜炎、乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん:ドライアイ)、
角膜性潰瘍(かくまくせいかいよう)などの目の病気、逆さまつ毛など
愛犬が前足で目をこするしぐさを頻繁にするときは、顔まわりの違和感や目の病気を疑って。
細菌感染などにより目の表面の結膜が赤く炎症を起こす結膜炎、目の乾燥からくる乾性角結膜炎、角膜に傷がつき痛みを感じる角膜性潰瘍などが多くみられるケースです。
まつげが逆向きに生えて眼球を刺激する、逆さまつ毛の症状でチクチク痛むこともあります。
《早期発見のポイント》しぐさだけではなく、目の状態をみて
下まぶたを指で下げて、まぶたの裏が赤くなっていないかも見てみましょう。
このほかにも「いぬのきもち」2016年10月号「“なにか変!?”で気づく病気特集」では、愛犬の気になるしぐさからさまざまな病気を見極めるポイントを紹介しています!
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