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体が冷えると病気のリスクが高まる!冬に起こりやすい病気・ケガ13
これから寒くなる時期に、ワンちゃんがとくに気をつけたい病気・ケガについて、くわしく解説! なかには、命にかかわる危険なものもあるので、飼い主さんは要チェックです。
①膀胱炎→細菌などが膀胱に感染して、炎症を起こす病気
症状は、血尿が出る、尿の色が濃くなる、頻尿になるなど。
膀胱炎になりやすい犬種は?
②膀胱結石→膀胱内に石ができて、尿が出にくくなる病気
膀胱結石になりやすい犬種は?
③気管支炎→気管支に炎症を起こし、セキなどの症状が出る病気
ウイルスのはたらきが活発になる、寒くて乾燥する冬に見られやすいです。症状はセキや呼吸困難など。
④肺炎→冬に活発化するウイルスや細菌が肺に感染し、呼吸困難を起こす病気
肺炎になりやすい犬種は?
⑤寒冷凝集素症→耳先などの末端部に血液が送られなくなる免疫疾患
進行すると皮膚が壊死して、脱落することも。
⑥季節性けん部脱毛症→冬だけ左右対称に脱毛が見られる病気
春になると、自然に治癒することも。
季節性けん部脱毛症になりやすい犬種は?
⑦ケンネルコフ→人のカゼに似た症状が出るウイルス性の感染症
乾燥する冬に多く、ワクチン接種で予防できます。
⑧ジステンパー→鼻水、嘔吐、麻痺などの症状が見られるウイルス性の感染症
ジステンパーは、ワクチン接種で予防できます。
⑨犬伝染性肝炎→肝臓に炎症を起こすウイルス性の感染症
犬伝染性肝炎は、ワクチン接種で予防できます。
⑩パルボウイルス感染症→激しい下痢と嘔吐を繰り返し、重症化すると命にかかわる感染症
パルボウイルス感染症は、ワクチン接種で予防できます。
⑪胃腸炎→寒さのストレスで下痢などが続く病気
下痢や嘔吐が続いたり、食欲不振、脱水などの症状が見られます。
⑫大腸炎→いつもの生活環境が乱されることで起こる病気
⑬低体温症→全身が冷えきり、体温が平熱より下がり回復できなくなる病気
※平熱には個体差があります。
低体温症になりやすい犬種は?
また、ワクチンで予防できる病気もあるので、愛犬のためにも接種しておきたいところですね。
出典/「いぬのきもち」2016年12月号『寒い季節に起こりがちなトラブルを総まとめ
冬の病気・ケガ一覧表』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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