犬と暮らす
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アリに興味津々! 犬が虫を観察する心理を獣医師が解説


飼い主さん:
「小さな虫を見つけてはジーッと見つめるクセがあります。友だちにでもなりたいのでしょうかね(笑)」
その後も視線を下に向けたままで、アリを観察し続けるうめちゃん。

それにしても、小さくて目立たないアリの存在によく気づきましたね。このあと、うめちゃんはどうしたのでしょうか? 飼い主さんにお話を伺いました。
どんな気持ちでアリを見ていた? 動画のあとの様子

「しばらく見つめたあとは、何もなかったように、またゴロンと寝ちゃいました。『これは何だろな~?』『小さいな~』『触ってもいいのかな~?』と、いろいろ考えながら見つめていたのかもしれませんね」
アリの観察に満足したあとは、元の昼寝に戻っていったようです。
何をじーっと見てるかと思ったら…🐜 pic.twitter.com/Oc3tVRT4MR
— 4歳のMシュナうめ (@ume07031223) May 17, 2024
【獣医師解説】虫を見ていた犬の心理

――うめちゃんのこの行動からは、どのような気持ちが読み取れますか?
白山先生:
「触ったり鼻を近づけたりせず、まずは“観察する”というスタンスなのかもしれませんね。すぐに触ったり遊んだりしないところに、うめちゃんの慎重さと優しさを感じます」
もしも愛犬が虫を食べてしまったら……
白山先生:
「小さな虫の場合はそのまま消化されてしまうことがほとんどなので、基本的には経過観察で大丈夫です。ただし、虫の大きさや種類によっては、消化不良や消化器症状を引き起こす場合もありますので、かかりつけの動物病院に相談するようにしましょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/柏田ゆき
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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